ハリーポッター×オリンピック×世界一かっこいいロンドンの夜景


エミレーツスタジアムを後にして、ホロウェイロード駅に戻り、地下鉄ピカデリー線で今度はキングスクロス駅へ。ここはただ地下鉄を、ピカデリー線からサークル線に乗り換えるだけ。なんだけど、キングスクロス駅におもしろいものがあると事前に知ってたので、少しくらい見てみることに。

キングスクロス駅は、ロンドンオリンピックに向けて、大工事中。街の外の景色も、事前にgoogle mapで確認してたんだけど、面影がほとんどない。キングスクロス駅とその隣の線とパンクラス駅が、ロンドンオリンピック会場へ向かう中心の駅になるみたいです。

このキングスクロス駅はハリーポッターで有名な駅。ホグワーツ魔法魔術学校へ行くためのホグワーツ特急の駅です。英語の勉強にハリーポッターを使ったので、駅にきてみるとさすがにおもしろい。

ホグワーツ行きの列車がある9と3/4プラットホーム。入口にはカートが半分ほどはまっていて、今まさにお姉さんが入口に入る瞬間。ただの壁のように見えるけれど、この壁は、実は通り抜けることができて、その先にホグワーツ行きのプラットホームがあります。

な、わけね~じゃん。行けたらすげえよ。あくまでもハリーポッターの中での話し。

それでも、実際に9と3/4プラットホームの入口があることが、おもしろい。駅内にも、こっちがハリーポッターの9と3/4プラットホームっていう案内看板がありました。そういうことで、ここを見に来て、写真をとってる人も多かったです。

キングスクロス駅の隣のセントパンクラス駅にはでっかいオリンピックのマーク。キングスクロスとセントパンクロスは、本当に隣同士なのに、駅名が違います。なんでかはわかんない。不思議すぎる。

ロンドンの街は、ところどころでオリンピックの雰囲気を感じれはしたけれど、まだ、オリンピック!オリンピック!っていう感じではなかったです。オリンピック1か月前ぐらいになると、盛り上がってくるのかな?今は、オリンピックに向けていたるところで必死に工事してるような感じでした。

オリンピックマークの裏は、でた、イギリス流の手抜き仕事。誰も見んよな、オリンピックマークの裏側なんて。そういうところは自分は見る。

セントパンクラスの次は、地下鉄のキングスクロス駅に戻って、地下鉄サークル線でタワーヒル駅へ。タワーヒル駅へ降りた時、時刻は午後6時をまわっていたので、あたりはすでにうっすらと暗くなり始めてました。

タワーヒル駅の前には、世界遺産に登録されているロンドン塔。この辺りは、ここは本当にロンドン?というくらい道がきれい。ロンドン塔の中へは普段は入れるんだけれど、夕方ぐらいにクローズ。なので、入りませんせんでした。というか、もとから入る予定にはしてない。だって、大昔の処刑場として有名な建物でもあるので、怖い・・・・・

ロンドン塔の横にはテムズ川があり、そのすぐ目の前には、ロンドンにきたらこれは外してはいけないという建物。見た後でもそう思う。ロンドンへ来て、これを見ないなんてありえない。それぐらい素晴らしい建物。

タワーブリッジ!かっけぇー!もう10年ぐらい前から自分の中では、外国って言ったら、ロンドンのタワーブリッジ。タワーブリッジのそばに立つ自分の姿を何年も夢見てきた。ついにそれが現実のものに。ものすごく感激。

タワーブリッジに建つ自分の姿を想像していた時は、タワーブリッジ周辺はもっとゴミゴミとした雰囲気だったけれど、実際に立ってみると、まわりは綺麗に整備された都市公園みたいで、そこは少し意外でした。

それにしても、かっこいい!これはたまらない。・・・誰がこんな橋を考えた?かはわからんけど、ととにかくかっこいい!

どの角度から見てもかっこいい!

やばい!かっこいい!ところどころ、青色ペイントしてあるのがまたいい!

横は、まあこんなもんか。横から見たタワーブリッジはあまり好きじゃない(笑)

いい!

もうお腹いっぱい。本当に設計した人のセンスが天才すぎる橋。観光客の数は、夜だからかもしれないけれど、思ったよりまばらでした。

タワーブリッジをいつまでも見ていたいけれど、それじゃあきりがないので、数十分ながめて、夢のひとときを後にしました。

このあとはご飯。タワーブリッジの近くにある、ディケンズインというパブへ。

ロンドンに来て初パブ。飛行機が遅れてなかったらもっと行ったんだけどな~。まあそれは終わったことなのでいいとして、初パブ!フィッシュ&チップスを食べて、ビール飲んでやろう!と。

お店の中に入ると、お客はちらほら。そんなに多くはなかったです。で、カウンターに入ると気さくな店員さんがいきなり話しかけてくる。

店員A 「ディナーで飯もどうだい?」

自分 「もちろん!フィッシュ&チップス!」

そのためにきたんだから。その後、店員さんが横の調理場に行って30秒後。

店員A 「ごめん、ディナーは6時までだった(笑)」

ええぇー!ははっは・・・・・笑い事じゃない!(笑)ご飯は、6時までとか早すぎるでしょ・・・・ここが日本とイギリスの文化の違いなのかな。

店員A 「まあ、ポテトチップスでも食っていけよ!」

だから笑い事じゃない!(笑)と、言ってもまあ、これも仕方ないので、言われるがままにポテチとビールを飲むことに。支払いは先払い制。ロンドンのパブは全部そうみたいです。

ちょっとがっかりしながら、ポテトチップスを食べてみると、びっくり。このポテトチップスがめちゃくちゃうまい!これには大満足でした。ビールはロンドンプライドっていう生ぬるいビールだったけれど自分はビールの味の区別はできない人間。まずいもくそもなく、普通にぐびぐび飲めるビールでした。

ビール飲んでいる間も、ひとりだったもんだから店員さんが話しかけてくる。

店員B 「オゲンキデスカ?」(日本語で)

自分 「ゲンキジャナイデス(笑)」

いきなり日本語!イギリス人が日本語で話しかけてくるなんて、びっくり。

自分 「ここには日本人がよく来るの?(英語)」

店員B 「うん。時々いるよ!」

そりゃそうだよね。日本で一番有名なガイドブック(地球の歩き方 ロンドン)にこの店がのってるんだから。店員さんは、日本語はオゲンキデスカしかわからない様子だったけど、日本語で話しかけてくれるなんて少し嬉しかった。

お料理のほどは、食べてないので不明。でも、カウンターもあるし、店の外に席もあるし、ひとりでものんびりと過ごせました。日本にあるような普通のバーのような雰囲気。だから、日本人受けもいいのかな?という気がしたした。

ビールは1杯飲んだだけで早々と退散。もうほんとに歩き疲れた。タワーヒル駅に戻って、地下鉄ディストリクト線でウェストミンター駅へ。もうホテルに帰る。という気持ちはあるんだけれど、この夜景だけは見ておかないと、後々絶対に後悔するので、

ウェストミンター駅で降りて、こりずにまたビッグベンへ。夜のビッグベンってのも見てみたかったの。やっぱりかっこいい!この建物の下から、建物にライトを当てた感じ。絶妙!ビッグベン周辺は夜でも観光客や地元の人であふれかえってました。

ビッグベンと国会議事堂のセット。昼のビッグベンもロンドンっぽい壁の色が、いいけれど、夜のビッグベンのライトアップもそれはそれで、ロンドンっていう雰囲気があります。かっこいい!

ビッグベン近くのテムズ川の橋の上から。この薄暗い感じがロンドンだ。ロンドン。

見るもんはしっかり見たので、この後は、ロンドン観光は終わりにして、テムズ川の橋を渡ったところにあるウォータールー駅から地下鉄ベーカールー線に乗ってホテルがあるパディントン駅へ。

夕食はポテチしか食ってなかったので、結局、パディントン駅構内のマーク&スペンサー(sainsbery’sよりちょっと値段が高めのスーパー)でサンドイッチを買って、ホテルの部屋で食事。マーク&スペンサーのサンドイッチもかなりいけます。種類が豊富だし、値段もまあ、びっくりするほど高いわけでもない(3~5ポンド)ので、日本人にとってもロンドン旅行の軽食としては重宝するんじゃないかと思います。

ホテルに着いたのは、夜の10時ぐらい。もう寝る。

こんなに歩き回って、いろんなところを見たのは京都に行った時以来のこと。それだけ、ロンドンは見所がたくさんありました。ほんとに建物がかっこいい。

翌日は、ロンドン中心部からhちょっと離れたスタジアム見学と、アーセナルの試合!

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