ヨーロッパでフットボールを見る!計画 その1 日本でのヨーロッパフットボール人気の変遷


いつかは生で、現地で見てみたい。ヨーロッパのフットボール。世界中のフットボールファンが夢見ること。とりわけヨーロッパから離れた国の人々は特にその思いは強い。自分も10年以上、そんな気持ちを持っていました。

ヨーロッパのリーグと言えばセリエAの時代

サンフレッチェ広島サポーターなら、寿人が熱狂的なミラニスタであることは知っていると思います。そんな自分も寿人と同世代なので、ちっちゃい頃は、海外フットボールといえばセリエAっていう時代でした。

雑誌やテレビでもセリエAの情報量が多かったしね。ちなみにサッカーマガジンがまだ月刊誌だった時代。

ACミラン、ユベントス、インテル、フィオレンティーナ、ラツィオ。。。などなど。自分の周りでは、人気は、ミラン、ユベントス、フィオレンティーナで分かれてた。自分は文句なしでフィオレンティーナ派。ビバ!カルチョ!(まんが)の影響もでかかったな。サンフレッチェ広島と同じ紫だから・・・は、少しは関係あったかも。

ビデオとかでまれにセリエA以外も見たけど、結局これはどこの国のどこのチームだ?ってことが多かった。プレミアリーグで知っていたチームはリバプールぐらい。

そんな時代だったからこそ、寿人がACミランが大好きっていうのもわかるといえばわかる。

ヨーロッパサッカーブーム IN JAPAN

プレミアリーグやリーガエスパニョーラの映像をテレビでもよく見るようになったのは、1998年のフランスW杯ぐらいからじゃないでしょうか。日本が初めてW杯に出場したとき。

その頃から、マンチェスタユナイテッド、アーセナル、リバプール、チェルシー、バルセロナ、レアル・マドリード。。。今でもビッグクラブと言われているチームの名前をテレビからもよく耳にするようになった。

リーガ・エスパニョーラの方は、銀河系軍団レアル・マドリード、バルセロナのロナウジーニョの変態プレー、などなど、まあチームというよりも選手の方にに目が行ってた。

一方、プレミアリーグの方は、まず目が行くのはなんといってもスタジアムの雰囲気。これ大丈夫か?と見てるこっちが少し心配してしまうくらいのピッチとスタンドの近さ。どうなってるのかよくわからないけれど、スタジアムから突如発生する大音量のサポーターのチャント。ゴールが決まった瞬間に『YEAHHHHHH!!!!』という大歓声とともに揺れるテレビカメラ(笑)いろんなことがまさに異様。

「フットボールの母国イングランド」

「イングランドはフットボールが宗教」

「フットボール狂だらけの国イングランド」

プレミアリーグの映像に映る観客席を見ると、あまりの熱狂ぶりに「こいつら頭おかしいんじゃね?」と思ったこともしょっちゅう。けれども、そんなイングランドのフットボールの様子全てが自分にとっては魅力的に感じてた。

で、そんなプレミアリーグやリーガエスパニョーラ、セリエAを含めた、いろんなヨーロッパの国の強豪チームが集まるのがUEFA チャンピオンズリーグ。注目されないわけがないよね。

ブンデスリーガブーム

ヨーロッパ4大リーグの中で、日本での人気としては少し遅れをとっていたドイツのブンデスリーガ。だけど、2006年のドイツW杯でサッカー専用スタジアムがドイツの各地でたくさん建設され、そのぐらいから序々に注目されるようになってきた。

さらに、最近になって香川真司がドルトムントで大活躍したことを発端に、日本人の需要がブンデスリーガでそこそこ出てきた。また、その時期にちょうどJリーグの移籍ルールが変更されたことで、たくさんの日本人の選手がブンデスリーガに進出。

ブンデスリーガのサポーターの応援スタイルは、みんなで集まって、太鼓をどんちゃらならして、チャントを歌うスタイルで、日本に似てて親近感が持てるし、スタジアムもW杯の影響で立派なサッカー専用スタジアムが多く、観客もたくさん入ってて、盛り上がりもすごい!

そんなこんなで日本では今はブンデスリーガがかなり熱くなってきた感じがします。まあ、暑くなってきた一番の理由は、香川真司の影響が大きいよね。

これが日本での海外フットボールリーグ人気の変遷。

自分もフットボール好きとして、ヨーロッパのリーグへの憧れは大きかった。いつかは、海外の本場のフットボールを見てたい!と、長年ずっと思ってた。

昨年末(2011年)の話。サンフレッチェ広島のユニフォームスポンサーでもある雑誌のTJ HIROSHIMAの中で、佐藤寿人のインタビュー記事がありました。すでにサンフレッチェ広島史上最高のレジェンドとも言ってもいいくらいの寿人がそのインタビューでこんなことを語ってた。

-広島サポーターをどう思いますか?

「僕が移籍してきたときより、数はかなり増えてきました。サポーターがいい意味で変わってきています。でも、欧州みたいに目が肥えるには、もっと時間が必要です。自分達もサポーターに期待している部分もあります。」

目が肥えるとは?ヨーロッパのようにと言われても、実際ヨーロッパの試合を見に行ったことがないので、よくわからない。テレビで見える部分ってのは、ごく一部だし。

とにかく、寿人は広島サポーターに期待してくれてる。サンフレッチェ広島の選手が僕達サポーターの期待に応え続けてるんだから、僕達サポーターも選手の期待に応えたい!だから、「欧州のように目が肥える」とはどういうものなのか、それを自身の身をもって直接確認したい!っていう思いもありました。

それに、サッカー専用スタジアムの建設を願って行動し続けているサンフレッチェ広島とサポーター、広島のサッカー関係者。自分ももちろんそう願ってる。生でヨーロッパのサッカースタジアムを見たら、また新しい発見や、新しい感情が自分の中に芽生えるかもしれない。だからフットボールの母国イングランドのサッカースタジアムをこの目で体感したい。

とか、かっこつけてもっともらしい理由をつけて言ってるけど、本音は、ヨーロッパの試合を生で見たい!っていう気持ちだけが強かっただけだったりします(笑)寿人のインタビューは本当はたまたま。「欧州のように目が肥える」とはどういうものなのかを探す目的だけでは、さすがにヨーロッパには行けないって。

>>2.ヨーロッパでフットボールを見る!計画 その2 夢の実現へ!

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