コンセプト


それではまずは変更したコンセプトの説明。

コンセプト③の変更 広島&市民のための複合型スタジアム

前回は広場と一階席下の空間+スタジアムということで複合型スタジアムなんてことにしてました。今回はもっと具体的に設定。

サッカースタジアムはサンフレッチェの試合時、つまり年間20試合程度しか使われない。そう言われるスタジアムじゃ絶対にダメ。だから機能複合型のスタジアムなんだけど、複合型スタジアムといっても、ただ単にスタジアムにくっつけりゃいいってものではないと思います。

大切なのは、

  • 試合の日はスタジアム施設として、それ以外の日は別目的として利用できる施設
  • スタジアムの特徴的な景観や構造を利用した施設
  • ある意味維持費回収のための補助施設

が、実現できれば、スタジアムを有効利用している複合型施設と言えるでしょう!

 コンセプト④の変更 収容人数3万人オーバーで拡張可能なスタジアム

前回作った時は、26000人想定でいざ作ってみたら21500人。。。と失敗しちゃったので、これはリベンジ。土地の広さを考えても30000人は超えられるっていうアイディアと確信はあったので、今回は30000人オーバーにチャレンジしました。

なおかつ!将来的に収容人数4万~5万人程度まで拡張可能、つまりFIFA Sクラススタジアム規模にできるスタジアム構造にします。(ただし、高さ制限突破、跡地周りの施設移転の条件付きで。条件なしでいけるかどうかは。。。確信はないです。けど絶対無理とも言えません。)

拡張性を考える理由は、いつあるかはわかんないけれど、ワールドカップが日本で開催されるってなった時のため。 はじめからFIFA Sクラスに。。。って意見もありそうだけど、自分はSクラスを作ったら、平常利用するサンフレッチェの収容率の悪化、それがもとに起こる臨場感の喪失、維持費の増大ということから、最初からSクラスはどうかな~という意見です。なので今回は収容人数3万オーバーということで。

コンセプト⑤の変更 Jリーグスタジアム検査要項を満たすスタジアム

前回のスタジアム標準を参考にするではコンセプトとしては少し弱いので変えます。昨年よりJリーグで実施されているクラブライセンス制度の中にスタジアム要項としてJリーグ開催のためのスタジアムの条件が明記されてます。この条件のために、スタジアム改修を迫られた自治体やクラブもあるほど。だから最低限、クラブライセンス制度のスタジアム要項を満たすということにします。

JFAのスタジアム標準は、守らなければいけないというものではなく、あくまでも標準(参考)として扱います。

スタジアム標準-日本サッカー協会-(PDF)

Jリーグスタジアム検査要項-2012年度用-(PDF)

次は追加コンセプトの説明。

コンセプト⑥世界最高レベルの臨場感、一体感のあるスタジアム

今回一番こだわったのがここ。

臨場感とか一体感ってのは、人間の感情なので数字で表せるものじゃありません。だから、どんなスタジアムが臨場感があるのかという答えもありません。 なので経験則的にこのコンセプトを実現するために、既存のいろんなスタジアムのいいところをパクります!

主に構造として特徴的に出てるのは、

  • リバプール、アンフィールドの密閉スタンド構造(低い屋根とスタンド横の囲い)
  • ドルトムント、ヴェストファーレンゴール裏35度巨大一層スタンド
  • マンチェスターU、オールドトラッフォードの屋根先端、スタンドとピッチを区切る柵

スタジアム構造そのものの臨場感関連だとこれぐらい。その他パクったアイテムはいろんなスタジアムから多数。基本的には、自分が見たり聞いたりしてきて、これいい!というものです。

コンセプト⑦ 広島のシンボル、観光スポットとしてのスタジアム

場所が平和公園のすぐ近くということで、平和公園に来た人がスタジアムにもよってみようと思わせるような雰囲気作りをしました。

>>スタジアム概要

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