4年に1回開催されるサッカーのアジアカップが今週から始まりました。日本代表は昨日、初戦を迎え、ヨルダン代表との対戦で結果は1-1の引き分け。
アジアカップは日本代表の試合の中でも自分が一番好きな大会。日本代表の試合では、ワールドカップ以外は準備期間が短いので戦術的にはどうしてもピタリとはいかない場面が多々あるのは仕方がないこと。そんな状況の中でも、日本はアジアの中ではトップレベルのチームだし、負けられないっていう気持ちが代表チームから強く感じられる大会がアジアカップです。そういう大会だからこそ、過去にも日本代表のいろんな伝説が残っている大会になっているんじゃないかと思います。
それに加えて、今回のアジアカップでは、サンフ関連の選手達が多数代表に選ばれているというのも、自分にとって楽しみな要素のひとつです。サンフユース出身の槙野、陽介、そして現在もサンフの選手である西川、チュンソン、森脇が日本代表選手として戦っています。
という、楽しみな要素が多い中で、どうなるかな?と楽しみに試合を見ていました。サンフの選手達はスタメン出場はなくて、後半開始直後からチュンソンが出場。
守備的チームに対して攻撃的な日本代表はどうなっていく?
試合は90分を通して日本代表が圧倒してました。ただ、得点が奪えず、ちょっとしたことから失点して時間がたつにつれてどんどん苦しくなっていったような気がします。まあ、サッカーではよくあること。サンフの試合でもこれまで何度こういうことがあったか。
引いた相手を崩して得点を奪うのは非常に難しい。というのはミシャの口癖。
確かに日本代表の攻撃がひとりよがりになってしまっていた面はあるけれど、ヨルダン代表のディフェンスが、プレッシャーも速くて、集中も出来てて、ポジショニングもよくて、素晴らしい出来だったかなと思います。だけど、勝敗のある試合なので、どんな状況でも勝てるようにならなくちゃならない。そのために日本代表がどういうプロセスを踏んでいくのかはすごく興味があります。
日本代表の監督がザックさんに代わって、攻撃的なスタイルになった日本代表。アジアカップで今回のような試合が続くようならば、サンフサッカーにとっても、ザックジャパンのサッカーがひとつのヒントになるのではと思います。
初戦からチュンソンにチャンス到来
後半開始と同時に途中交代でチュンソン登場。最初のうちはさすがに堅さがあって、相手も守備を固めていたので、なかなか思うようにいっていない様子でした。後半のロスタイムにようやくチュンソンらしさが出ていたかなと思います。
サンフの場合だと、決定的なチャンスは作れたので惜しかった、いいプレーはできてたと、サポーターは見るかもしれないけれど、日本代表だと、なんでもかんでもいいからとにかく結果のみが要求され、結果を出せない選手は容赦なく批判される。メディアの扱いもクラブとは比べ物にならないほど大きくなり、世間の目もはるかに厳しくなる。
怖い怖い。まあ、これも経験。チュンソンにとってはすごく良い経験になっているんじゃないかな。
とか言うと、毎回僕は他のサッカー好きの人達から「日本代表は経験を積むための場所じゃねぇんだぞ!点とらんと意味がない!」って怒られるんだ・・・サンフの選手が代表戦に出場したときはいつものことです(笑)