先日、ふとネットでサッカーニュースを見ていたら、『総工費は約732億円・・・トッテナム、豪華新スタジアムのデザインを発表(SOCCER KING)』という記事を発見しました。
数年前から新スタジアムを計画していたのは、スパーズのホームページに出ていたので知っていましたが、いよいよ形になる日が決まったというところでしょうか。と思ってスパーズのホームページをのぞいてみると、『New Scheme』として、がっつりといろんな情報が公開されていました。さらにもう建設が始まってるらしい。。。
サンフレッチェ広島のサッカースタジアム建設構想にも参考になる点があるかなとじっくり見てみました。参考になるといっても、ビッグクラブのスタジアムなので、規模や費用、費用の出どころは少々置いといて、スタジアムの機能として気になるポイントについて。
1万7000人収容の一層式ゴール裏スタンド
これはもはや新サッカースタジアムのスタンダードでしょう。と、勝手に思っています。ベースモデルとなるスタジアムとしては、ドルトムントのヴェストファーレンスタジアム、浦和レッズの埼玉スタジアム2○○2。
大きな一層式スタンドにサポーター達が連なる様子をテレビや写真で見るだけでも、「このスタジアムに直接行ってみたい!」って気になる。という狙いもあるし、そこに集まるサポーター達にとってもそこにいるだけで満足になるのではないかな。
スタジアム併設のホテル
最新のサッカースタジアムではよくある機能のひとつで、スパーズの新スタジアムにもホテルが併設されるみたいです。
スタジアムにホテルを併設するメリットは?スタジアム建設費用に含めるのなら、建設費用が跳ね上がるだけでは?とたまに考えるのですが、スタジアムの年間訪問者数が増える。。。的な裏の面のような事情はおいといて、自分が思うのは、やはりスタジアム併設ホテルというだけで、そのホテルの価値が大幅に上がるってのが大きいのではということ。
日本で一番人気のホテルがディズニーリゾートの中にあるホテルというぐらいだし。
ほかにもいい例がすぐ近場にある。マツダスタジアム横のマンション。ホテルではなくマンションにしちゃったのは、ものすごく疑問ではあるし、実際の人気度も不明なので効果のほどは???だけど、スタジアム近接でマンション自体のブランド価値アップを狙っているのは間違いないでしょう。
スカイウォーク!?
スパーズの新スタジアム。。。屋根の上。。。歩ける。。。屋根まで。。。階段で上がる。。。これ、すごくいいと思います。スタジアム機能の複合利用とでも言いましょうか。こういうの大好きです。
という感じで、いろいろと公開資料も豊富でかなりじっくりと楽しめました。
あとはさらっと触れるけど、スタジアム建設自体が雇用の創成になるってのも資料でアピールされていました。広島のサッカースタジアム構想ではあまり触れられていない点。エミレーツスタジアムの時もそうだけど、イングランドでは割とアピールできるポイントなんでしょう。広島ではどうかな?
既存のホワイトハートレーンも大好きだから、残念な気持ちも少しはあるけれど、トッテナムのスタジアム建設が広島のサッカースタジアム建設のひとつの参考になればいいなと思います。