東日本大震災の影響で中断していた2011年のJリーグですが、今日から各地でリーグ戦が再開されます。サンフレッチェ広島は、明日4月24日の日曜日にホームの広島ビッグアーチでガンバ大阪と対戦します。
中断期間中は、週１から２試合ペースでトレーニングマッチやチャリティーマッチを繰り返す中で、チーム作りをしてきたサンフレッチェですが、その間の試合は負けなしということで、結果を見るだけでも、なにやら手応えを感じている気もしないでもないです。
実際のところはいかに！？ということで、今日の試合前日練習を見てきました。
ファーストインプレッションとしては、チーム全体として動きはすごく軽快な感じがしました。特にというと、前線の３人、寿人、チュンソン、洋次郎はコンビネーションもすさまじい。
サンフのサッカーはこれまでも華麗なパス回しと、人がどんどん前に出て動いてスペースを作っていくサッカーとして知られているけど、今の前線の３人については、それに加えて、虎が牙をむいて獲物に襲いかかっていくような鋭さを感じます。見ていてすごく魅力的、というかかっこいい。それはもしかすると胸についてるナイキマークのおかげもあるかもしれません（笑）
今日の練習で良くなかったこととしては、形はすごくいいものがみんなで作れてるんだけど、最後のところ、ボールをゴールに入れるという作業がうまくいかなかったようで、ミシャもあきれているようなしぐさを何度も繰り返していたように思います。試合でそういう状況になってきたら、ムジリが絡んでくるのかなって気がします。
あと、リーグ中断前後で変わったのが、カズがストッパーに入ってたっていうこと。中断中は森脇が代表なり、体調不良なりで出られないことがあって、その代わりに暫定でカズがストッパーに入ったのかな？って思ってたけど、メンバーが揃った状態でもストッパーに回したということは、ミシャはどうやら本気で考えているらしい。というのも、今年に入って浩司のボランチ起用が相当しっくりきているみたい。自分もビルドアップ能力と攻守バランスを考えると、現状はカズストッパー、浩司ボランチがベストのように思います。
ということで、はじきだされた日本代表森脇はいったいどこへ・・・？今日の練習では、スタメン組みの左サイドで山岸を押しのけてプレーしてました。ポジション争いが相当激しいな～。サブ組もスタメン組と遜色ないプレーが多かったし、やってる方は本当に必死だろうけど、見てる側としては楽しみがてんこもりです。
という感じで、僕自身も中断中から今日の練習までサンフを見てきて、実際にチームとして明らかに成長しているし、大きな手応えも感じてます。実際にプレーしている選手も不安はほとんどないんじゃないかな？それぐらいみんな生き生きしてる。だからといって試合で結果が出るかといえば、そうとも限らないから、とにかく結果が出るように、一生懸命やってくだけっしょ。
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