10-11シーズンブンデスリーガ第20節、ドイツのハンブルグミレルントア・スタディオンで行われたザンクト・パウリVSケルン戦で槙野がついにブンデスリーガデビューを果たしました。
先週辺りに槙野はインフルエンザにかかったって聞いてたので、今回のデビューはないかなと想ってたんだけど、チームに出場停止の選手や病気の選手がいたため、今回の試合でデビューすることになったみたいです。そんな形でデビュー戦でいきなりスタメンで試合に出て、一試合フル出場を果たしました。
試合は降格争いの直接対決でケルンはザンクト・パウリに0-3と完敗。フジテレビでは中継していなくて、ネット配信のみの中継で見たんで、あんまりはっきりとは見えなかったですが、ちゃんと見てました。槙野は4バックのセンターで試合に出場。カバーリングや相手の攻撃をディレイさせるスイーパーの仕事が多くて、サンフレッチェでやってた時とはまた一味違った槙野という様子でした。
気になる槙野の評価ですが、チームが3失点してるので心配になった人もいるかもしれないけれど、自分が見た槙野の印象としては普通(笑)屈強な攻撃陣が揃うブンデスリーガでも個人勝負では、十分通用してる。ただ、槙野にしてはおとなしすぎじゃない?というくらい、尻拭い役に徹していたかなと思います。まあデビュー戦なので。失敗しないように失敗しないようにという気持ちが強すぎたんじゃないかな。
攻める場面はほとんどなく、攻撃に絡んだ場面といえば、サイドにボールを散らしたり、前線にロングボールを出したりといった場面がちらほらと。
失点は、この試合のケルン自体が全体的にすごくふわふわした感じで、どこか集中できていないような中で、ボールへのつめが遅く、連携もいまいちで、ザンクト・パウリにいいように攻められてしまった故からのものな気がします。もちろんその中にケルンのDFでセンターを務めていた槙野も絡んでのことです。
能力的には十分やれてる。あとはチームメイトに信頼されるようになって、連携もとれてくれば、ブンデスリーガでも槙野の強烈な個性が見られるようになるんじゃないでしょうか。まあ、今回のケルン自体の出来がすごく心配だけど、自分はまだ1試合をちょこっと見ただけなので何ともいえないけれど、がんばれ槙野。
槙野のブンデスリーガデビューはいつかいつかと楽しみに待っていたんだけど、いざデビューしてみると見慣れないユニフォームを着ているせいか、かなりの違和感が・・・
一番おもしろかったのがこのシーン。相手にアフタータックルをかます槙野。この後相手チームのサポーターから大ブーイングを受けてました。