自分は、ガンダム年代よりかはもう少しあと生まれなので、正直なところガンダムにはあんまり詳しくありません。SDガンダムだけはよく作ったかな。
ガンダムには対して興味はないんだけれど、実はガンダムシリーズの中で唯一僕の興味を引くものが前々からありました。それはガンダムの元の素材である『ガンダリウム合金』という金属。自分もエンジニアの端くれなので、どうしても素材には目がありません。
どんな機械だろうと、素材の良し悪しだけで、性能が天と地ほどの差が出るとはよく言われること。日常ではコストの問題が絡んでくるので、高性能素材はあまり目にすることがなく、用途はどうしても宇宙産業や軍事産業といった国家プロジェクト級の機械に限られてきます。だから憧れるのかな?
サンフレッチェを手っ取り早くチームを強くするには、いい選手を獲ってくればいい。だけど、それには莫大な資金が必要になるので現実には不可能。っていうことと同じことです。
ワンピースで言う、麦わら海賊団の乗る船「サウザントサニー号」の元になった素材。たとえ戦争が始まろうが町が廃墟になろうがものともせず立ち続ける巨大な樹。何が起きても倒れない世界にたった数本。その最強の樹の名は『宝樹”アダム”』。
みたいな話しを聞くと自分はキラリ★と目が輝く人種なので、当然、ガンダリウム合金も永遠の憧れの対象です。そんな憧れのガンダリウム合金が広島そごうで開催されている『ガンプラEXPO』で目撃できるそうなので行って来ました。
さすが『ガンプラEXPO』と名付けられているだけあって、ガンプラがたくさん。
『ガンプラEXPO』の中をうろちょろしてると、お目当てのガンダリウム合金を発見。ちゃんとガンダリウム合金って書いてあります。銅、ステンレス、チタンの金属棒も置いてあって、ガンダリウム合金と重さが比較できるようになってました。
銅はもともと機械構造用としては使われない金属なのでおいといて、ステンレスは鉄系の金属なのでやっぱり重い。チタンは鉄とほぼ同じ強度を持ちながら、重さは鉄の半分という高級金属。ステンレスよりも当たり前だけど軽い。次はガンダリウム合金。
ガンダリウム合金を持ってみてまず感じたのは、軽い!ってこと。チタンよりもはるかに軽い。比重は鉄が7.86でチタンが4.5だから、ガンダリウム合金は、明らかに3以下。色は、ガンダムっぽく色がついた派手な金属なのかと思いきや、以外と普通の金属っぽい金属で、ほんとにリアル。というかこれアルミ・・・。
そもそもガンダリウム合金とは、連邦軍の宇宙要塞・ルナツーで採掘されるチタン系超高張力合金。別名「ルナ・チタニウム」のこと。要は実際にはない金属ということですね。とか言うと夢がなくなっちゃうので、ガンダリウム合金は軽かったというところで終わっておきたいと思います。
ガンダリウム合金の横には、こんな感じでガンダムに使われていますよっていうガンダムが置いてあります。アニメの中の話しではあるけれども、妙に現実にも感じられるようなリアル感があるのが、ガンダムのいいところなのかもしれません。
この手のイベントにつきものなのが限定アイテム。『ガンプラEXPO』ではクリアカラー仕様のガンプラやオールブラックガンプラが限定販売されてました。
これはね~、誰でも買うでしょ。ということで。
『ガンプラEXPO』は2月7日(月)まで、広島のそごうで開催されていて、それ以降は福岡で開催されるみたいです。
今、広島そごうでは『ガンプラEXPO』の隣でちょうど『くまのプーさんほのぼのフェスタ』っていうイベントも開催されてます。ガンダムの隣でプーさんとはこれまた両極端な・・・
個人的にはプーさんの方がガンダムより好きかも(笑)
プーさんフェスタでいい言葉を見つけました。
『”何もしないこと”をしよう。』
よくよく考えたらただのやる気がない発言だけど(笑)なんかいいな。
ハチミツを大量にこぼしながら飲んでるプーさん。相変わらずの間抜けっぷりがすごくいい雰囲気を出してます。
プーさんフェスタは1月30日(日)まで開催されてます。