サンフレッチェ広島vs名古屋グランパス【2012 J1 第7節】


前節は、アウェーでサガン鳥栖相手に、相手の堅く集中したブロックを最後まで崩せず0-1で敗戦。3日前のナビスコカップでは、鳥栖戦とは違いチャンスは多く作れたものの最後のフィニッシュの精度を欠いてまたまた0-1で敗戦と公式戦2連敗。

結果の面だけ見れば、これまで絶好調だったサンフレッチェ広島だけど、さて実際のところはどうだろう。今節はホームの広島ビッグアーチで名古屋グランパスと対戦しました。

この状況で相手が名古屋って・・・・

決定力不足?

やっぱり2試合連続完封負けということで、決定力不足?と捉えられてもそこは仕方がない。鳥栖戦は、相手に完璧にブロック作られちゃったのでおいておくけど、磐田戦はチャンスがあって決められなかった。といっても寿人が途中出場だったから。

昨年からチュンソンとムジリの2人の決定力ある選手が抜けた以上、どうしても寿人に頼らざるを得ない。ひとりに頼るのは、こいつだけ抑えりゃいいじゃんみたいに思われるかもしれないけれど、寿人を抑えられるチームなんていないから。まあ大丈夫でしょと自分は超楽観的。寿人はボールを持って勝負するんじゃなくてボールがないところで勝負する選手だしね。

それに、フィニッシャーは寿人という意識をサンフのみんなも昨年以上に思ってるだろうから、寿人もゴールに専念できるし、その分でチュンソンが抜けた穴は埋まる。ムジリの穴は・・・・これはしょうがない。これが開幕前に自分が思ってたこと。

シーズン開幕して、実際に寿人で点が取れて勝ち星も重ねられてるわけで、2試合連続完封負けではあるけれど、それほど心配はしてませんでした。

雨降るな、雨降るな、雨降るな

今日は試合前から天気予報は雨予報。午後から雨が降りそうだと・・・・。自分は雨が降ろうが、雪が降ろうが、寒かろうが、暑かろうが全然かまうことなく、試合に行ける時は行くけど、雨が降るとどうしても全体の観客数には響いてきちゃう。だから、雨降るな、雨降るなとずっと願い続けてた。

雨はなんとか降らなかったけれど、雨予報があったせいか、この日の観客数は低調。夜勤明けでグロッキー状態だったけれど、人数も少なそうだったので今日はB6へ!

今日のお祭り広場では、サンフレッチェ広島のユニフォームサプライヤーであるナイキの、グッズ特売会が開催。不定期でたまにやってます。広島にナイキショップが欲しいな。

というところで試合開始!

中2日の疲労色の濃い前半

前半は、両チームとも動きが低調。それは中3日、2日での3試合目ということもあって予想はしてた。

それでも、名古屋の方は、FWの選手がサンフのDFがボールを持ったら4人ぐらいでぐわぁーっとプレッシャーかけてとりにはきていた。ただ、サンフDFがそれに手を焼くということもあまりなく、うまくかいくぐって前線にボールをつなげることはできてた。

問題はボールが前線に行ってからで、今日はそこからがミスが多くて、単純なトラップミスでボールを奪われちゃうっていうシーンも何回かあった。サンフの方は攻めてるときにミスが多かったもんだから、前半30分すぎまでシュートはゼロ。

ちょっとしたミスでボールを奪われると、名古屋はここぞとばかりに、一気に鋭い攻撃をしてくる。省エネゲームをしながらも、一瞬の隙をついてくるところはさすが。カズと周作のスーパープレーでなんとかしのぐ。

全くシュートを打ててない状況だったので、流れを変えるためにも少しでもシュートを打てる隙があったら打つとか、攻撃はシュートで終わらせるっていう意識が必要だったかもと思います。

前半終了間際にようやくシュートチャンスができるようになったけれど、超決定的とまではいかずスコアレスドローのまま前半終了。

後半 名古屋の試合巧者っぷり

後半に入ると、サンフの攻撃が前半は暖気状態だったかのように回り始める。名古屋の守備はまだちょっとゆるい。ゆるいといっても、シュートの局面になると3バックやダニルソンが、激しくよせてくるし、例えサンフがシュートを打ったとしても最後の壁は楢崎。現地で見てたら、名古屋ディフェンスはでかいし、ごついし、落ち着いてるように見えた。う~ん・・・・

後で、録画で見たらサンフもかなり崩せてる。今思うと、この後半の立ち上がりのいい時間で先制点を奪っておきたかったな~というところ。

先に先制点を奪ったのは名古屋グランパス。森脇がタックルで前に出て痛んでいた隙をやられた。コンディションが悪いながらも、少し隙を見せただけで、ずばっとその隙をついてゴールを奪うのはお見事としかいいようがない。レベルはかなり高い。

サンフの方は、森脇が痛んでたんだから、あの場面は絶対にクロスを入れさせてはいけなかったし、声かけして、誰かがカバーに入らないといけなかった。守備時の声かけは今年のキャンプから取り組んでいたことなので、ここは再確認が必要なところだと思います。

名古屋は先制点を奪うと、あとは絶対守りきるんだと言わんばかりに、目で見てわかるほど、守備の集中力がアップ。ゲームプランだったのかな?

サンフの方も、淳矢が入って前線で動き回ることによって、決定機も何回かあったけれど、最後に立ちはだかる巨人達と楢崎・・・・堅い。完璧な試合巧者っぷり。敵チームとして見ててもほれぼれするような試合巧者っぷり。

すべてをぶち壊したスーパーシュート 森脇良太

このまま試合が終わっちゃうのか~っていう時間の後半試合終了間際。ズドーン!と森脇のミドルシュートが炸裂して同点!

この試合の前の試合やその前の試合でも、森脇はあそこでシュートが打てなかったのが情けない・・・・っていうコメントを残してた。今日の試合ではゴールの意識もたぶん強かったんだと思う。後半は、センターバックなのに、ミカにもっと前へ行けと言って、森脇もおいおい!って思ってしまうくらい中盤の位置までガンガンあがってくる超攻撃型センターバック。森脇が上がることで裏に穴ができるわけだけど、そこは抜かりなく穴埋め役を徹底してやってる人がひとりいました。おまえええかげんにしろよって思ってたかも(笑)

森脇はミスやへなちょこプレーも多いけれど、明るさとガッツでチームを盛り上げる、いまやサンフレッチェ広島にとって欠かせない選手。すごいな~って思うのは、前の試合でできなかったことを反省点として、次の試合でしっかりとプレーで見せることができる選手。それが森脇良太。褒めすぎ?

現地では、終了間際の同点弾でなんとか勝ち点1拾ったーって感じだったけれど、録画を見てたら、いい形もかなり作れてたし、トータルでは勝ち点3を失ったゲームでもあるかな?

試合終了後は、ホームゲームで引き分けということで、さすがに笑顔はなし。もっと早く点がとれていれば・・・。

次は、風間八宏監督vs森保一監督。やばいでしょこれ。

と、監督対決が注目されそうだけれど、川崎は新監督初戦ということでどう出てくるか予想がつかないし、アウェー等々力というのも嫌な印象しかない。なんだけれど、なんとか!





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