サンフレッチェ広島VSヴィッセル神戸【2011 J1 第28節】


今節の神戸戦は、自分にとっちゃあ約3ヶ月ぶりのサンフの試合参戦。まあ、試合はみとったけどね。録画がほとんどだったけど。

それでも6月中は優勝争いしてたから、自分が休戦してる間になんとか粘ってもらって、10月からの優勝争いの正念場のところで自分も復帰!っていきたいって思ってたから、夏場に調子が落ちちゃったのははっきりいってショックでした。

とはいっても、過去のことは終わっちゃったことだから、うだうだ言ってもしょうがない。今を楽しも!てな感じで、久々の、本当に久々のサンフの試合参戦に、前々日くらいからワクワクしっぱなしでした。

で、今日は、己斐峠を攻めたかったので(笑)車で広島ビッグアーチへ。久々の臨時駐車場はかなり変わっててびっくりした。自分が車で行くときはそんなにないんだけど、行くときはセブンイレブン横の臨時駐車場に止めてたんだけど、知らん間に他にも駐車場確保してるし。それなりに整備もしてるし。やるじゃん。

ビッグアーチ周辺に着いてからは、なんか奪取の旗が前見たときよりもいたるところに立てられてて、「今日はサンフのゲームだ!」って雰囲気がすっごいでてた。「奪取」の旗については、今年は、広島のセブンイレブンでも、多くの店舗で、この「奪取」の旗が立てられてて、セブンイレブンで奪取って大丈夫かいな~なんてことも思ってたけれど(笑)、なんか毎日サンフを感じることができて、それはそれでサンフサポとしては嬉しく感じてる。

そして、広島ビッグアーチ到着。スタジアムだけは3ヶ月前とはまったく変わらない。それは自分が小学生の時ともまったく変わらない。こういうのって意外と大事だよね。ここだけは時がたってもまったく変わらないっていう雰囲気。

こういうのは、これから先も感じたいけれど、専スタも欲しい(笑)これは自分のジレンマです。

広島ビッグアーチへは、時間間隔が狂っちゃったせいか割りと遅めの試合1時間前くらいに到着。

今日は、天気もよかったし、ビッグアーチの芝生も青々としていて、すごく綺麗でした。これぞ、秋の広島ビッグアーチって感じ。

試合前。久々のB6・・・は、さすがに前節の敗戦がかなり響いているようで、これから試合が始まるぞ!っていう楽しみな雰囲気ではなくて、ちょっぴり暗い感じでした。今日は選手コールもなかった。

こういう時って選手はどう感じるのかな?まあ、いろいろ感じる人はいるだろうけど、毎回同じことやってマンネリ化するのもよくないと思うし、変化をつけたっていう点では、それはそれで一理あるかなと思います。

ピリピリしたサンフサポーターに対して、神戸サポーターの方は、写真ではよくわかんないけれど、試合前にオーストリア国旗をたくさん振って、ミシャの応援。いや、もしかしてラブコール?

ミシャはオースリア国籍だけど、出身はユーゴだからどうなんかな?

ごめんなさいそれは冗談で、サポ集団が多くの旗を振る姿はすごいかっこよかったです。

そんな感じで、広島ビッグアーチの雰囲気はスタジアムの大半を占めるサンフサポーターのどことなく、ピリピリした雰囲気の中で試合開始。

試合開始から前半終了にかけては、神戸の方が前からどんどんプレスに来て、サンフの方はそれをかいくぐって前目で勝負といきたかったところだけど、どっちかというと神戸のプレスにひっかかっちゃったかな。

サンフの前線の3人もがっちり抑えられてて、なんとなく攻め手がない様子。神戸DFがよかったのか、サンフ攻撃陣がいまいちだったのかっていうのは、判断が難しいところだとは思うけれど、自分としては、今日のサンフ攻撃陣はアイディアが乏しくて単調だったと思う。

前線で動きがあまりないもんだから、青ちゃんのところでかなりの数でひっかかってました。はっきりいってかわいそうなくらい。それが選手会長の役割役割(笑)いやーでも、ほんとに、あまりにも青ちゃんのところでボールロストしちゃってたから、周りの人間で誰か助けちゃれいよって思ったくらいかわいそうだった。

寿人もチュンも、チームのために自分が点取らなきゃって強い気持ちがあったと思うし、それはそれでいいことだと思うけれど、あまりにも自分が自分がというか・・・ミカもあわせて裏へ裏へばっかりで、そこでも神戸DFにうまく対応されてた。

もうちょっとね、チーム全体としてもフリーランニングして、相手をひきつけて、空いたスペースに誰かが走りこむとか、いろんな工夫があればこんなに難しい試合にはならなかったかなって気がします。

こういうのはスタジアムのスタンドで見れば、わりとわかりやすいところだけれど、実際ピッチに立ってプレーしている人間にとっては、見えづらくなってくるところ。それがピッチの中で見えるのはほんとに一握りの一流サッカー選手くらい。

洋次郎、浩司なんかはそういうところを感じ取れる能力はあるはずだから、オレがチームの司令塔だ!ばりの存在感を発揮してもらって、リードをとってほしいな~って感じました。

前半はそんな感じで、サンフが攻めあぐねながらカウンターを喰らう展開。そこで失点しちゃったら前回の二の舞っていう感じだったんだけど、そこは絶対にやっちゃいけないところっていうのは、選手のみんなが意識していた様子で、失敗しても必死で戻ってくる青ちゃんのガッツや、カズや水本のクレバーで力強いプレーがすごく頼もしく感じました。

そんなもどかしい前半から一転して、後半は、終始イケイケな感じでサンフの猛攻。前半以上に相手ゴールに近づいた位置での展開が続きました。浩司や青ちゃんが前半とは違って明らかに前へ前へって出て行ったのがより勢いを強める結果になった気がします。そこでシュート数も増えたから、もう完全にサンフが一方的に押し込む展開。

なのに点が入らない(笑)

やっぱり単調だったと思う。

こういう時にムジリのようなミドルシュートがうまい選手がいればっていうところで、ムジリ投入。タイミング的には絶妙。そのことで、より攻撃の迫力が増したサンフだけど、そこは神戸DFも粘り強くて、なかなか簡単にはシュートを打たしてもらえない状況で、ぐわぁー!ぐわぁー!ぐわぁーって(笑)

そんな感じで押し問答が永遠と続く試合展開の中、最後の最後にようやく。

根性だね。

後半ロスタイムっていうところで点が入ったのは、自分自身すっごく嬉しかったし、みんなでわぁー!ってなるのも久しぶりの体験だったから、その場面では絶叫!したんだけれど、冷静になった今考えると、今日の試合展開と、サンフの実力を考えたら、もうちょっと落ち着いてサッカーしていれば何も問題なかった試合だったかなって思います。

選手のコンディションとしても、カズや浩司なんか結構厳しいのかな~って感じたし、寿人やチュンにしてもいろいろ張り詰めてるんだろうな~って試合を通して、サンフの前節からの苦しい状況をひしひしと感じました。

ほんとに前節が前節だっただけにね、選手だけじゃなくて、サポーターのみんなも今年は「タイトル奪取」って思いが強かったから余計に苦しかったはずだしね。

そんな苦しい状況、サッカー的にも決してうまくいったとは言えない状況で、奪い取った勝ち点3は絶対にホームの地で勝ちたい、もっともっと強くなりたい、そしてなんとしてでもタイトルが欲しい!っていう選手達やサポーターの不器用な根性だと思います。

風が吹いたかな?(笑)

勝てんな~、なんでじゃろ?ってサポーターが考えたってしょうがないし。サッカーをするのは選手達だから、サポーターが苦しいなんて思っちゃあ、事は始まらないかなと。

はっきりいって、苦しいけれどがんばろっていうのは、自分は好きじゃない。サポーターが苦しいって感じちゃってる時点で、かなりいっちゃってるで。チームが苦しいって感じそうな時点で、まず第一に雰囲気を変えることができる存在がサポーターじゃないとね。

今日は試合前は、あれ?って思ったけれど、後半始まってからは、サポーターの雰囲気もすっごい良くて、まさにこれがホームの利っていうのを感じました。ここ最近、アウェーでの成績はう~んってところだけど、ホームの広島ビッグアーチではまじで強いね。そういうのをムラがあると・・・。

ビッグアーチでできてる試合をアウェーでもできれば、ってホームでできてるんだからアウェーでできない理由なんてないしね。強いて言うとユニフォーム・・・関係ないよね。アウェーだってできるはず。

来週は、天皇杯でツェーゲン金沢と対戦。

ここ数年天皇杯では、初戦のJリーグ以下のチーム、そして次のJ2のチームとかなり厳しい試合になっちゃってる印象があります。今のチーム状況を考えても、来週の試合はいくら地域リーグのチームと対戦といえども、簡単じゃない気がします。なにより金沢は元Jリーガーがいるし、ジャイアントキリングの雰囲気が感じ取られるチーム。

まあ、試合結果ばかりはどうなるかは予想つかないけれど、サンフ本来の『人もボールも人の心も動かすサッカー』ってのができれば絶対に大丈夫。できなければ・・・まあ、本意ではないけれど、今回の神戸戦みたいにゴリ押しするまでさ。

明るい話といえば、ようやく、ほんとにようやく一誠が復帰してきそうだってこと。

まじで長ぇって。時間かかったな~。

でも、戻ってこれるようになったのはほんとに嬉しい。昨年のナビスコファイナルで悔しい思いして、次の試合で名誉挽回って時の大怪我だったからねぇ。

練習では今すぐにでもトップチームのレギュラーとして出場してほしいぐらいのプレーを見せてるって聞いてます。

自分としては、7年前くらいから将来サンフの絶対的なキングとして君臨するのは、前田俊介でも、柏木陽介でも、平繁龍一でもなくて、槙野智章は論外として(笑)、高柳一誠だと思ってたし、今でもそう思ってる。あるいは高萩洋次郎。

まあ、一誠が戻ってきても、今の段階では、試合となったらどうせ洋次郎以上にへなちょこプレー見せることもあるだろうし、期待なんてこれっぽっちもしてないけどね。

それでも、サンフの選手のことみんな応援してるけど、その中でも自分が今、一番必死に応援してやりたいと思う選手が一誠なのは間違いないです。

一誠につけ足して、つばさと淳矢もね。ユースに入ってきたちんちくりんの時から知ってるからってせいかしんないけれど、自分にとっては妙に親近感がわいてくるんよね。サンフユース出身の選手って、なんかやってくれよとかいう期待感なんてまったくなくて、応援してやりたいっていう気持ちが強い。

もっともっと君らが悩んだり喜んだり一喜一憂しながら、上へ昇っていく様子が見てみたい。なんだろうね、これは。まあいいや。

とにかく今日は、サンフの選手達に、自分の3ヶ月ぶりのサンフの試合、復帰戦を勝利で飾ってくれてありがとって言いたい。最高に楽しかったです。

ついでに、はじめてビッグマック無料券もらった!

嬉しすぎて、さっそくマクドナルドに行ったら、10月3日からだった(笑)

これはマジで恥ずかしい・・・。





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