ウェンブリースタジアムツアー


ウェンブリースタジアムの正面入口から中に入ると、早速、スタジアムツアーの受付場所があり、係りの人に予約表を見せる。予約表には「This is not ticket」なんて書いてあってから、これで本当に入れるの?って心配したけれど、問題なく入れました。

受付係の人が持ってた名簿リストにもきちんと自分の名前がありました。

受付を済ませた後、隣にいた黒い服のガードマンが、「かばんの中を見せやがれ!」と持ち物チェック。怖い、怖い、ウェンブリースタジアムちょっと怖いよ。

持ち物チェックのあとは、待合場所でツアーがはじまるまで待機。待合場所にはいろんな記念品が飾られてる。

その中にあった、日本の兜。なんだなんだとのぞいてみると、

Japan vs Nigeria Southampton, England 7 October, 2001 Japan Football Association

はて、そんな試合あったかな?あまり記憶はないけれど、日本サッカー協会から試合会場の国に、こんな記念品贈ってるんだってことははじめて知りました。いい仕事してるじゃん。

待合場所のガラスには最近のUEFAチャンピオンズリーグの優勝したチームがビッグイヤーを掲げる写真が飾られてました。ウェンブリースタジアムの売りはチャンピオンズリーグとイングランド代表。

ウェンブリースタジアムツアーのパス。

昔のウェンブリースタジアムの模型。ツインタワーが有名だったけど、今のウェンブリースタジアムには昔の歴史的なスタジアムの様子などまったくなし。今は超近代的な巨大スタジアム。ウェンブリーという名前が残っているのみです。

いろいろ眺めながら待っていると、ツアー参加者もぞろぞろとあとから集まってきて、ツアースタート。参加者は14人ぐらい。あきらかにミラニスタだろという人が半分なんですけど・・・・

案内してくれたのは、マイケルジョーダンのようなおっちゃん。ばかでかい声と聞き取りにくい英語、しゃべるたびにつばを吐き飛ばす人で大変でした(笑)

みんなでコンコースに行きここでツアーお決まりの注意事項とコミュニケーション

ジョーダン 「いいか!俺がしゃべってる時に写真はとるなよ!写真をとる時間はあとであげるから。俺がしゃべってる時にはしっかり話を聞けよ!」

怖い・・・ウェンブリースタジアム怖い・・・・。その後、一人一人にどこから来たか質問。

ジョーダン 「どこから来たの?」

自分 「日本。」

ジョーダン 「おぉー。ちょっと前にマンチェスターユナイテッドが横浜で試合をしたよね。あの試合はテレビで見たよ。あれは素晴らしいスタジアムだね。ちなみに俺はリバプールファンだ。がっはっは!」

自分 「・・・・・」

その後、いよいよウェンブリーのスタンドへ。

でかい・・・ピッチの周りをびっしりとうめつくす無数の赤いシート。なんとなく雰囲気は豊田スタジアムに似てるという気もしました。

シートなんか、ひじかけもついてりゃ、クッションまでついてて、なんじゃこりゃって思ったほど。もしかした全部のシートがこんなの?と思ってジョーダンに聞いてみると、このタイプのシートは2階席のシートだけで、あとはプラスチック製のシートだそうです。

スタジアムの売りとしては、サッカーを見る、見やすさをさんざん自慢てました。屋根のポールもないし、どの席からもピッチがよく見えると。イングランドのサッカースタジアムは屋根を支えるためにスタンドの真ん中に柱が立ってることがよくあります。

WEMBLEY。1階席はかなりの席数があるけれど、傾斜はそれほどでもなく、埼玉スタジアムみたいな感じかな。席数は目視でみてもわかるほど大量。キャパシティは90000人!

スタンドの途中に電光掲示板があるという・・・。これはめずらしいかもしんない。

スタンドとピッチをじっくりと眺めた後は、スタジアム内部の施設見学。まずはお決まりのインタビュールーム。

イングランドサッカー協会のエンブレムの上にACミランのマフラーを並べて記念撮影するミラニスタ。ええんか(笑)

インタビュールームの記者席。ちょっとした映画館みたい。

インタビュールームの後は、ロッカールーム。

アウェーチームのロッカー。世界的に有名なチームや選手のユニフォームが飾られてました。もちろんツアー用。にしても、最新のスタジアムらしくいろいろときれい。

ホームチームのロッカーも作りはアウェーチームのロッカーとまったくいっしょ。ホームチームのロッカーにはイングランド代表チームのユニフォームが飾られていました。イングランドというと白のイメージがあるけれど、これはアウェー用かな?

試合前に選手が集まる場所は、バリバリのイングランド仕様。

トンネルを通って、ピッチレベルへ。トンネルを通る前は、ジョーダンが、気合を入れる声を出せ!とかくさい演出(笑)でも、実際にFIFAのアンセムなんかがスタジアム音響を使って流れてて、雰囲気はちょっぴりすごかったです。

ベンチはイングランドのスタジアムっぽく、スタンドの一部に設置されてます。自分はこの方式が大好き。なんかかっこいい。

ピッチレベルの後は、表彰式が行われる上段のシートまで上がって、FAカップを拝見。持ち上げるなよ、持ち上げるなよ、セルヒオ・ラモスみたいになったら大変だぞ、サンフレッチェ広島みたいに、喜びすぎてずっこけてカップが壊れでもしたらとんでもないことになるぞとさんざん言われました。(サンフレッチェはウソ)

持ち上げるな、持ち上げるなと言われると持ち上げたくなっちゃうじゃん(笑)さすがに、逮捕されかねないので触るだけにしておきました。まあ、どうせカップはレプリカだと思います。本物だったらもっと丁寧に保管しておくでしょ~。

という自分の考えは数時間後に玉砕されることになります。詳しくはあとで。

FAカップ見学のあとは、スタジアム内に戻って、ツアー終了。ツアー終了場所には、最近のチャンピオンズリーグ優勝チームの記念品が展示されてました。

昨年度優勝のFCバルセロナ。決勝戦はここウェンブリースタジアムで、マンチェスターユナイテッドに完勝。

レアルマドリード、ACミラン、FCポルト、リバプール。2000年代前半のチャンピオンズリーグ優勝チーム。この頃は優勝チームの国もころころ変わってて接戦。

チャンピオンズリーグ展示を見た後はスタジアムショップによって、とっとと退散。

ウェンブリーは歴史があるようなないような複雑な感じで、特に感動はない(笑)っていったら怒られるかな。とりあえず、でかいしきれいなスタジアムでした。。建設費は800ミリオンポンド・・・・1000億円。

ウェンブリースタジアムの後は、来たときとまったく同じルートを通って、メリルボーン駅へ。その後、メリルボーン&ベイカーストリート散策。ここはちょろっと立ち寄っただけ。

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