God save the queen 英国王室と憧れのロンドンを感じる


まさかのクレイヴンコテージ見学の後、大興奮しながら、パットニーブリッジ駅へ戻りました。今日はまだまだ見に行きたいところはたくさん。

パットニーブリッジ駅についたころ、時刻はすでに12時をまわっていて、この辺で昼食。昼食はパットニーブリッジ駅のテイクアウェイで、焼いたチキンと野菜にバーベキューソースをつけて、ナンのようなパン生地で巻いた食べもの。値段は3ポンドぐらい。

これが、もう絶品!この旅の中で食べたものの中で一番おいしかったです。

クレイヴンコテージ、昼食と感動をくれた起点となったパットニーブリッジ駅のホーム。もはや地下鉄ではない、のはおいといて、ここから地下鉄ディストリクト線のモニュメント行きに乗ってヴィクトリア駅へ。

ヴィクトリア駅と聞くと何となく想像できます。目指す先は英国王室のエリザベス女王がいるバッキンガム宮殿。英国王室!God save the queen!

God save the queen というのは、イギリス国歌の歌名。どんな歌かはまさにその通りで、まあ、日本の国歌、君が代と同じようにいか****。それを言うのはセックスピストルズ。

God save the queen は自分が英語の発音練習に使った歌(笑)。いやほんとに。この歌というかイギリス国歌で、英語の、v、th、l、rの発音をマスターしました。日本語にはない発音なので慣れないと難しいです。

ヴィクトリア駅を降りて、北に行くと、すぐにありましたバッキンガム宮殿。

かっこいい。門の王室エンブレムがかっこいい!

バッキンガム宮殿の門の前にある、クイーンヴィクトリアメモリアル。ガイドブックにはこの辺りは観光客でびっしりと書いてあったけど、この日は人はまばらでした。冬で寒いしね。しかもバッキンガム宮殿周辺にくると、台風のような強烈な風が吹き荒れてました。これにはまいった。

バッキンガム宮殿。宮殿の前にはマシンガンを持った衛兵。おもちゃでしょ?ほんもの?

バッキンガム宮殿脇の道路。この道はロンドンオリンピックのマラソンコースの一部。すげえところを走るんだね。ロンドンオリンピックのマラソンは、バッキンガム宮殿前をスタートして、ロンドン中心部の観光名所を通るコース。ということで、自分も走ってバッキンガム宮殿からとっとと退散。

しばらく歩いていくと、ウェストミンスター寺院発見。世界遺産に登録されている建築物です。ウェストミンスター寺院は英国王室ゆかりの寺院で、大昔から王室の式典が行われている場所。近年では、ダイアナ妃の葬儀、ウィリアム王子の結婚式が行われた場所で有名。

お金を払って、ウェストミンスター寺院の中へ。ウェストミンスター寺院内部は、写真撮影は一切禁止。外見からも強烈に歴史的な雰囲気を感じますが、中は英国王室の荘厳な雰囲気かつ、大昔の洋風といった雰囲気で、うわぁー、と思わず声をあげてしまうぐらいでした。

<ウェストミンスター寺院の動画(Royal wedding & God save the queen)>

[youtube width="480" height="360"]http://www.youtube.com/watch?v=Jv7Dan9TMaw&feature=related[/youtube]

内部のほとんどは、イギリスの王室関係者や、アイザック・ニュートン、シェイクスピア、チャールズ・ダーウィンなどイギリスが生んだ著名人のお墓になっています。その上を人が歩く・・・・

自分としては機械工学の基の基である、運動力学、流体力学において、とっても偉大な法則を作り上げたアイザック・ニュートンに対しての感情が一番強かったです。そんな偉人がここに眠っていると考えるだけでもう・・・・言葉にはなりません。メカニカルエンジニアにとっては師匠の師匠のずーっと師匠とも言える人だと思います。この人がいなかったら、たぶん、今の時代に自動車も電車も飛行機もなかったかも。

ウェストミンスター寺院のすぐそばには、ロンドンを象徴する建物である、ビッグベンとイギリス国会議事堂。

かっこええ!

ロンドンはかっこいい建物が多い。それが自分がロンドンに憧れてた理由のひとつ。とんがり具合が最高。

ビッグベンの後は、これまたちょっと歩いてホースガーズへ。

いた!馬の衛兵さん。かっけえ!

子どもにちょっかいを出されようとも決して微動だにしません。王室の兵として職務をまっとうする衛兵さん。自分はこの仕事はダメだわ。耐えられない。

ホースガーズの建物は、思いっきり工事中でした。

このホースガーズの裏には広場があるんだけれど、そこがロンドンオリンピックのビーチボール会場になるらしいです。これまたすごいところでやるもんだ。

ホースガーズの少し先が、ロンドンと聞くとこれこれ!とよく耳にするトラファルガー広場。

奥の建物は、ナショナルギャラリーという美術館。

トラファルガー広場のライオン像。トラファルガー!って感じ。トラファルガーの名称の由来は、大昔の戦時中のトラファルガー隊がうんたらかんたらだったっけ?

2012年のロンドンといえば、オリンピック。ナショナルギャラリーの前にはロンドンオリンピック開会式までのカウントダウン時計が設置されてました。この時点でロンドンオリンピックまであと144日。

ロンドン名物、ダブルデッカー。2階建てのバスです。新型かな?かどうかはわかんない。けど、ダブルデッカー自体は、ロンドンの街中のいたるところを走ってます。パディントン駅の周辺でも、スタンフォードブリッジの周辺でも、早朝から深夜まで、嫌というほどダブルデッカーが走ってます。

このへんでロンドンの一番観光客が集まるであろうスポットの見学終了。次はロンドンの北、大英博物館へ。

トラファルガー広場のすぐ脇の地下鉄チャーリングクロス駅から、地下鉄ノーザン線のバメット行きに乗って、5分ほどで、トッテナムコートロード駅で下車。トッテナムと言ってもプレミアリーグのトッテナムとはまったく関係ない場所です。

自分自身は大英博物館には絶対行きたい!というほどの興味はわかなかったけれど、ここが日本人にとってのロンドン観光地の堂々たる第1位の場所。時間があるので、第1位の場所に行って見よってことできてみました。

なんで1位なのかね?テレビの影響かな?

中は博物館という名の通り、世界中から集められた逸品が展示されてます。入ってみると、それまでチェルシー地区やバッキンガム宮殿付近ではほとんどいなかった日本人がたくさん。日本人にとって第1位っていうのは本当みたい。他には中国人が多かったです。白人より東洋人の数の方が多い大英博物館。なんとも不思議な光景でした。

いろんなガイドブックやインターネットのサイトで必見とされているロゼッタストーン。エジプト文明の解明に大きく役立ったとか。これは、大英博物館に訪れる前にしっかりと勉強しておかないと、自分みたいに価値はよくわかりません(笑)

パルテノン神殿の像。パルテノン神殿ってギリシャにあるやつでしょ。そのパルテノン神殿の像が大量にここロンドンの大英博物館にあるってのが不思議すぎる。

ほとんどの像や壁画は首から上の頭の部分がとれています。さていったい・・・・パルテノン神殿の歴史と像の壮大さも感じるけれど、それ以上にブラックな歴史を感じます。

これも、大英博物館の必見としてガイドブックにのってたミイラ。当然、イギリスの文化としてミイラなんてあるはずもなく、エジプトのものです。ミイラは、その他にも、大きな部屋のなかにこれでもかというほどびっしり展示されてました。エジプトのミイラがね。

大英博物館は、戦時中に大国イギリスが世界の各地から強奪してきた歴史的なお宝を展示している場所。確かに歴史的には非常に価値があって貴重なお宝なんだろうけれど、少しというかかなり複雑な気持ちもあります。それを見に行ってる自分もなんというか・・・

ま、すげぇー!すげぇー!という気持ちにはなれない。

大英博物館の後は、ロンドンにきて3つ目のプレミアリーグのスタジアム、アーセナルのエミレーツスタジアムへ!

エミレーツスタジアムへ行くため、ラッセルスクエア駅へ行こうと付近の公園を歩いていたところ、またまたリス発見。こんなところにもリスがいる。日本では野良ネコがたくさんいるけれど、ロンドンってまじで野良リス?日本では考えられない光景です。

>>13.アーセナルとエミレーツスタジアム

>>ロンドン&バルセロナ チャンピオンズリーグ観戦記 トップページ





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