槙野智章 ブンデスリーガ FCケルンへ移籍
僕が槙野の移籍を知ったのは帰省中だったので、サンフレッチェ広島の携帯サイトでの情報しか知りませんでした。だからかもしれないけれど、移籍決定を知った時は、寂しさであったり、ブンデスリーガへの移籍ということで楽しみな面もあったり、来期のサンフレッチェ広島についてのことであったりといろいろな思いが巡ってました。
今日、広島に帰ってきて、槙野の移籍会見を今初めて見ました。だから今は寂しさの方が圧倒的に大きいです。サンフレッチェの選手がチームを離れるときは、それがどんな選手であろうと寂しいけれど、槙野の場合はサポーターと一番近い選手だったし、いろいろとバカなこともやってきただけに、一層寂しいものがあります。
槙野の移籍先は、ドイツのブンデスリーガに属しているＦＣケルン。前年まで浦和レッズで指揮をとっていたフィンケさんが、ケルンのスポーティングディレクターに就任するというのが、槙野のケルン移籍にも少々絡んでいるみたいです。フィンケさんが絡んでいるんだったら、フィンケさんが欲しくてたまらなくて、サンフレッチェ広島から浦和レッズに移籍させた柏木陽介も連れて行って欲しかったなっていう気持ちも自分の中では多少あります。
ブンデスリーガはフジテレビＣＳ放送で毎節、日本人選手所属チームの試合を生中継しています。香川、内田、長谷部といった日本人選手がブンデスリーガで活躍するものだから、日本人への注目度が海外サッカートップリーグの中でもとりわけ高いリーグ。自分も毎節楽しみに見ています。ブンデスリーガで活躍する槙野を見られるかどうか。というのは自分の中では今後のひとつの楽しみ。ＤＦというポジションであることから、活躍の様子がテレビのニュースで伝わってくるのは難しいかもしれない。だけど、例え世間一般での注目度が低くなっても、自分は槙野のプレーをしっかりと見続けたいと思います。
で、感動の広島駅出発の直後に、成田空港で日本代表のユニフォームを着てドイツへの飛行機に搭乗・・・バカだね～ほんとに。サンフサポ以外の人にとっては相当痛い日本人だし、ドイツ人から見てもクレイジーフットボールプレーヤーでしかないよ（笑）だけど、それが槙野智章で、自分にとってはそんな槙野の様子が最高に楽しいひととき。それは今後も変わらないと思います。
槙野移籍に対するサンフレッチェ広島の今後
不安が全くないと言えば嘘になるけれど、戦力的には特に心配はしてません。確かに、槙野が抜けるのは、守備、攻撃共に武器がなくなるという点で非常に痛いこと。だけど、サンフはひとりの選手に依存していたチームではないし、変わりに入ってしっかりプレーできる選手もいるから、それは絶対に大丈夫だと思います。
なにより、槙野が抜けたことで、ストッパーのレギュラーポジションがひとつあいた。そこにはいろんな楽しみもあります。森脇は絶対的なレギュラーとして、これまで以上の自覚とチームをひっぱていく意識が芽生えてくるのは間違いないと思います。もうひとりのストッパーとしては、成長著しい横竹が入るかもしれないし、昨年は怪我でシーズンを棒にふってしまった盛田もいるし、移籍加入が噂されている水本が入るかもしれないし、丸谷だって身長もフィジカルも攻撃力もあるんだから可能性はあると思います。また、新加入してくる西岡や、鮫島くんも可能性としては考えられる。新シーズン開幕まではたっぷり時間があるので、ストッパーの開いたポジションに誰が入るのかはキャンプでの注目ポイントです。
槙野がいなくなることに対する不安という点では、槙野は練習でも試合でも、チームの盛り上げ役だったし、槙野がいたからみんなが楽しく練習できて、チームがいい雰囲気になって成長できたとも自分は思っているので、そこに対する不安の方が大きいです。あとは、チームの人気選手だっただけに、槙野がぬけることに対するチーム人気の影響が自分は心配。
そこは、どうなるかな？
新シーズンスタートまであと２週間。槙野もアジアカップで、そしてドイツでいろんな人の想いを背負って挑戦することになるでしょう。そして、サンフレッチェ広島も、選手からスタッフ、サポーターまでがこれまで以上に、いろんな思いを持っての新シーズンスタート、新しい挑戦になると思います。
今年もサンフレッチェ広島にとって素晴らしいシーズンとなりますように。自分もこれまで以上にがんばりたいと思います。
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