久しぶりに現状のサンフレッチェ広島に対する所感。
試合自体は、両チームともなかなかチャンスを作れず、セットプレイで先に点を奪った浦和が勝利を掴んだ試合という一言そのもの。
最後の皆川のポストプレーから柴崎のフリーでのシュート。これを止められたのが正直すごく痛かった。このシーンを見ると、皆川のポストプレーというオプションが現状のチームとしての心強い武器になっているというのはよ~くわかるところです。
サンフレッチェ広島がこれから目指していくサッカーは?
正直のところ自分にはわからない。
リーグ戦は20試合終わって、勝ち点30の8位。5位から11位までは勝ち点が詰まっているから、8位という順位だけ見るのは、ナンセンスなこと。
しかし、20試合で勝ち点30というのは優勝、3連覇を目指すチームとしては物足りない数字、および結果としてはとうてい満足できるものではないと思います。
もともとこれくらいのレベルのチーム?
そんなことはないはず。今のサンフレッチェ広島のメンバーの実力を見ればトップ争いをしてもおかしくないメンバーが間違いなくそろっていると思います。
では、なぜこのような結果になっているのか。そこが議論の大テーマ。自分が思うには、サンフレッチェ広島のサッカーというものがぶれているかなと試合を見ていてつくづく感じました。
「進歩しないのは後退しているのと一緒のこと」
結果的には後退してるのは間違いないけれど、チームの中で進歩しようとしているのも間違いないと思う。メンバーもかなり入れ替わってきてるし、サッカーのスタイルとしてもそう。
森保監督が進歩のために何をしようとしているは、とりわけアナウンスもないため知る由はないけれど、そこは森保監督の手腕が試されるところ。
試合を見る限りは、気候状況や戦力状況など条件としては多々あるんだろうけれど、数年前の困ったときのミカ頼りという内容そのものを繰り返しているようで、この先どうなるんだろうという、サンフレッチェを見守っていく立場としての心配はぬぐえません。
夏場だと仕方がないのかな?という面もあるにはあるけれど、昔のようなパスで3人目の動きで崩していくサンフレッチェ広島のサッカーがなつかしく思えてきたりも。。。それは時代が進むにつれて、相手も警戒してくるし、変化させていかないといけないのは仕方ないこと。
ただ、サポーターとしては、見守るしかない。見守るしかない。見守るしかない。。。応援するしかない。。。
転換期だと思う。
それをどう乗り越えるのか。
そしてサポーターは、この転換期でサンフレッチェ広島がどうなるのか?
しっかりと経過を見てもらいたいと思います。
後あと振り返ってみると、必ず自分の感情が揺さぶられるような出来事が何か起こるよ。