山形戦。それまでの1週間が苦しい中での勝利だっただけに、試合にもすごく感激したんだけど、実は僕がこの日に一番感激したのはサンフサポーター。
試合を直接やるのは選手達だけど、選手達を勇気付けて、スタジアムをなんともいえない最高の雰囲気にして、試合という商品の魅力を決定付けているのは間違いなくサポーターの存在。サンフで言うB6ゲートに集まるサポーターのこと。サポーターもチームの血となり身となり骨となっているのは間違いない。だからプロサッカーの世界では、通称、サポーターは12番目の選手って呼ばれてます。
サポーターは試合を見に来てる観客ではあるけど実は観客じゃない。
サンフレッチェ広島というひとつのチームの一員なんだ。
そんな僕らも、お金を払ってスタジアムに来てでも、チームの一員となることに喜びを感じて、ゴールの瞬間や勝利の瞬間は、チームの一員として戦った故の快感や充実感を感じてる。他の人に言ってもあまり理解してもらないだろうけど、本当に選手とともにサポーターも戦ってる。
山形戦ののサポーターの雰囲気は確かにすごかったけど、初めて試合を見に来た人が、うわぁ!すげぇー!また試合見に来たい!俺もサンフレッチェ広島の一員になりたい!って感じるにはまだまだ全然。
試合後でサンフレ劇場でチュンソンが言った言葉。
「もっと選手もチームもサポーターも、もっともっと強くならなくちゃいけないと思います!」
本当にその通りだと思う。まだまだ満足なんてしてられない。
槙野も「広島は1万人、ケルンは5万人ですけど~」って皮肉ったらしく言ってたけど、槙野が自慢して、広島もこんな感じにしてくれってメッセージを送ってくれる気持ちもよくわかる。その証拠がこれ。
試合を見る前からこの雰囲気だけで、涙を流して感動して、またここに来たいっていう人が多数いるそうです。
そもそもスタジアムが・・・っていうのも当然ある。でも、れを言い訳にしてたら先はないと思う。スタジアムに問題があるから他のところより、もっともっとがんばらんといけん。
今のサンフレッチェは選手がすごくがんばってて、いろんな人に誇れるサッカーしているし、ひとりの人間として魅力的な選手もすごく多い。
だから、きっと、12番目の選手を増やすことが、常勝ビッグクラブサンフレッチェ広島のスイッチになるんじゃないかなって気がしてます。