2013 J1 サンフレッチェ広島 序盤 まとめ


2013 J1リーグは、日本代表の試合のため、13試合を消化した時点で6月は一旦中断。ということで、この期間に2013年のサンフレッチェ広島について振り返ってみようと思います。

最初は悪かった。。。というか、失敗しちゃったな~っていう点から。

アジアチャンピオンズリーグ予選リーグ惨敗

あいたたたたた。。。っと誰もがあげるのが、ACL惨敗の件でしょう。

なんで?と振り返る必要があるかといえばないような気もするけれど、リーグ戦と並行して、週末にリーグ戦、週の中日にACLを戦って、海外に行ったり広島に戻ったりという日々。

ACLを勝ち抜くには、ベストメンバー11人を揃えるだけじゃダメっていうことを、ACLの結果からズバッと言われたような気がします。

サンフレッチェ広島としては、ACLよりもリーグ戦を重視したと。決してACLを捨てたわけじゃないのは、メンバーや試合を見てもわかる。あーだこーだ思う人も多いと思うけれど、理由は理解してるし、それはそれでクラブや森保監督の選択を尊重してるので、いまさらあーだこーだと自分も言うことはないです。

選手層に関してはリーグ戦についても同じこと。昨年はミラクル的に怪我人が少なかったけれど、やっぱりチームの核となる人が調子を落としたり、怪我で離脱したりする可能性はゼロにはならないわけだから、安定して強いチームとなるためには選手層ってのはすごく大事。

今の若手がダメってことではなくて、失敗もひとつの経験。今のサンフのレギュラーメンバーも若い頃から苦汁をなめ続けてきて、ようやくチャンスをつかんで絶対的なレギュラーへと成長していった選手が何人もいる。

サポーター心理として、若手選手達については暖かく見守って、応援し続けたいなと思うだけです。

次は良かったこと。

ゼロックススーパーカップ優勝

シーズンの最初の最初の試合でのいきなりのタイトル獲得。三大タイトルの価値と比べると大きなタイトルではないけれどタイトルはタイトル。

サンフレッチェ広島の栄光の歴史にまた新たな項目を作ることができた。すごく嬉しい瞬間でした。

その3日後に大事な大事なACLの初戦だったってのは今でもひっかかってるけど。。。

2013 J1 第13節時点で勝ち点24の5位

リーグ戦の結果については素直に素晴らしいと思います。現在の上位に軒並み敗戦しちゃったのはう~んってところだけれど、順位が下の相手にはしっかりと勝ちきってるのがほとんど。

それは結果だけじゃなくて、試合内容を見ても同じこと。まだまだリーグは序盤戦が終了したばかり。これからこれから。

強豪 サンフレッチェ広島

サンフサポの自分が言うのは少々気が引けることではあるけれど、昨年のJリーグチャンピオン。ではあるけれど、運が良かっただけとも言われてるサンフレッチェ広島で、序盤戦のリーグ戦の13試合で勝ち点24という結果。

やっぱりサンフレッチェ広島は強いぞということを世間に確実に証明できてるのではと思ってます。

ただそれも、まだ序盤戦の中でだけの話。本当にサンフレッチェ広島は強い!となるのはこれからこれから。

新たなメンバーの台頭

サイドプレイヤーのヒョンジンやセナなど、昨年とは違った新たなメンバーが試合に絡んで活躍しだしてきてるのは本当にワクワクします。

中でも序盤戦で自分がもっともワクワクした選手は2人。

1人目は石原直樹。昨年からサンフにとっては重要な選手の1人ではあったけれど、今年は、洋次郎も最初は怪我してて、今は浩司も故障中でトップ下をリーグ戦からACLまでほぼフル稼働。

こなした試合数だけでなく、プレーの内容も見てるだけで心を打たれるし、がんばれ!がんばれ!ってなっちゃう。

いや~普通にすごいなって思うし尊敬します。きっと近い将来、サンフの絶対的なゴールゲッターに成長する。これは間違いないって確信してます。

2人目は当然のごとく塩谷司。森脇が抜けた穴は完全に埋まった。というよりも試合を重ねるごとにどんどんと変わっていくシオを見るのがもうたまんない。

昨年移籍が決まった時点では、何チームかオファーがあった中でサンフレッチェ広島を選んでくれたというし、本当に感謝感謝です。

期待しすぎるのはよくないけれど、これからシオがどんな進化をしていくんだろうと考えるだけで本当にワクワクする。

旧広島市民球場跡地に多機能複合型サッカースタジアムを!

自分が見ているのは何もサンフレッチェ広島の試合だけじゃない。試合以外にもサンフレッチェ広島が広島のためにどんな活動して、どんな苦労して、どんなことをしているかは普段から見ている。

10年前と比べると、街の中に紫色の存在感が増えつつあるし、サンフのシャツを着たちびっこ達や、サンフのかっこいいジャージを身に着けてスクールに通うちびっこ達も広島の街の中でちょくちょく見かけるようになりました。

ナイキさんとパートナーとなれたのは本当にでかいぞと。できれば、広島の街中にサンフ×ナイキのナイキショップを。。。

そこはおいといて、サッカースタジアムの件。

サンフレッチェ広島の小谷野社長による「旧広島市民球場跡地に3万人規模の多機能複合型サッカースタジアムを」発言には感動しました。

Jリーグが始まってから20年。1994年のステージ優勝や、暗黒時代、昨年のJリーグチャンピオンの栄光を経験したりと少しずつ大きくなっていった。そんなサンフレッチェ広島の長年の夢、サンフレッチェ広島のひとつの最大の理念である「サッカー王国広島の復活」

それを実現するための大事な大事な大事なポイントが、広島のサッカー専用スタジアム。ある意味Jリーグチャンピオンになるよりも難しい道かもしれない。大金とか市政が絡むことなので。。。

事が事だけにクラブも慎重に慎重を期して、すばっと言う時は言う。そのサンフレッチェ広島の姿勢に対しては、自分の人生の中でも参考にしたいほどです。

ようやく、広島にサッカースタジアムを!という長年の夢が徐々にではあるけれど、進んできている。

「旧広島市民球場跡地に3万人規模の多機能複合型サッカースタジアム」が実現すれば、絶対に絶対に広島を代表するシンボルとして、広島に大きな貢献を果たすことができるという確信はすでに固まってます。

あとは、大金が絡むことなのですごく難しいことではあるけれど、「市民のサッカースタジアムを望む声」さえ大きければ実現までこぎつけることができるんじゃないかと。

 

サンフレッチェサポーターが伝道師

まずは、サンフレッチェ広島のスタッフ、選手、そしてサポーター、ツイッターなどでずっと広島にサッカー専用スタジアムを!と考え、訴え続けている人達に本当に感謝感謝の言葉しかないです。

そういう自分も日本全国のいろんなサッカー専用スタジアムでサンフの試合を見たし、ヨーロッパのサッカースタジアムのすごさ、面白さ、感動もその身で体感してきた。そして、僕たちのホームスタジアムであるエディオンスタジアム広島の問題点も知ってる。

サッカーは面白いし、サンフを応援することは最高に面白い。自分が子供のころにサンフレッチェ広島ができて、サンフのおかげで自分の今の人生があるとも思ってるし、サンフのおかげでいろんな人とも出会うことができて、サンフのおかげで広島という街にものすごい愛着を感じてる。

そして、まったく飽きることなく20年もサンフサポを続けてる。よっぽど面白くなければ20年も趣味は続かないって。それだけサンフを応援することが楽しすぎる。

今のエディオンスタジアム広島でも何年も通い続けてるのに、サッカー専用スタジアムが広島にできたとなればそれはもうドッカーン!間違いなし。

広島のほとんど人達は、サッカー専用スタジアムでの試合観戦の素晴らしさを知らない。だからこそ、知ってる人間がしっかりと伝えてあげなければいけない。

正直、自分がやらなきゃ誰がやるっていう気持ちももってます。

自分は、火の中、嵐の中に飛び込むのは屁とも思わない性格なので、これからもどんどん飛び込んで、みんなを巻き込んでいうこうと思います。

あくまでも冷静に落ち着いて対立したり嫌われたりすることだけはしないように。人間なので、誰かやチーム、街のためを思ってる人ばかりでなく、人間なので自分自身が一番大事って考える人も多いしね。気を使うのは得意なつもり。それでも戦う時は戦うよ。

継続は力なり

暗黒時代のころに比べると、クラブの意識もサポーターの意識も本当に変わった。すごくいい方向に進んでいると思います。

このまましっかりとした信念のもと進んで行けば、サンフレッチェ広島は、広島だけではなく、日本サッカー界にとって特別な存在のチームになれるという自信はあります。

当たり前ではあるけれど、昨年のJリーグチャンピオンのようにいいことだけがずっと続くなんてことは思ってません。これからも困難な時期は絶対に待ち受けてる。

自分も自分自身を磨いて勉強して、もっともっと影響力のある人間、思いやりを持った人間、周囲の人に尊敬されるような人間にならなければと強い意志はもってます。

まあ、クラブや選手の能力とかも同じことだけど、明日なるとか、すぐになるとかは無理な話し。地道に頑張っていくのみです。困難なことも最高に幸せな瞬間もあるだろうけれど、これだけは自分の中では絶対に忘れない。僕の両親とサンフレッチェ広島からもらった「継続は力なり」の信念。

自分の人生で一番大事で大事な宝物。サンフレッチェ広島の宝で青山敏弘のサインと「継続は力なり」という言葉。これは別に自分がこう書いて~って言った訳じゃなく、座右の銘も書いて~ってお願いしたら、青ちゃん自身がこう書いた。確か2008年の時。自分の座右の銘でもあります。

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自分と同い年である、寿人、カズ、浩司、そしてサンフの選手達、スタッフももちろんだけれども、自分の中では、青山敏弘の存在はもう特別。サンフレッチェ広島と長期契約を結んでくれたことも最高にうれしかったです。





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