快勝、快勝。ほんとに気持ちいい快勝。いっぱいいいことがありすぎてもうなんて言ったらいいやらというくらいの快勝。
これまでのホームでの甲府戦
これまでのホームでの甲府戦と言えば、苦手で嫌。。。というわけではないけれど、してやられた感を何度も味わってきた。
JリーグNo1といってもいい根性チーム。試合前から戦術論が展開されたりと、サポーターの中でもあーだこーだと話しがわいてくる対戦相手。という感じで、これまでもいろいろとあーだこーだはやってはいるんだけど、結局は根気負けしてしまうという。。。
試合前の甲府戦に向けて、それは今回の試合もいままでほどではなかったけれど同じことでした。昨年はJ2リーグの連続無敗記録を作ってのJ2優勝。そして、アウェーではもうかなり長いこと負けてないらしいという情報も( ゚Д゚)
まあ、昇格チームといえども簡単な相手じゃない。むしろそういう相手との対戦の方がいつも以上に強い気持ちを持って激しく戦わないといけない。今回も厳しい戦いになるだろうな~ってのが戦前の雰囲気。
負ける気がしなかった(-_-)
実は試合前から今回はまったく負ける気がしなかった。
というのは、この日もいつものようにアストラムラインでエディオンスタジアム広島へ。
そして広域公園前駅で降りてスタジアムへの坂を歩いて登る。
その途中、、、まさかの選手バスに遭遇!
周りに数人の人はいたけれど、自分はそりゃあ、今日の試合みんなに頑張ってほしいから、ひとりで手を振って拍手してわぁー!って。
「なにこいつ?バカじゃね?」という表情の洋次郎。自分に気づくこともなくキリッと戦闘態勢の表情をしていたポイチさん。きっちりと手を振り返してくれて、いつものスタジアム入りと同じような自信に満ち溢れた表情の寿人さん。大笑いしながらこっちに手を振る周ちゃん。
そんなことがあったから、試合前から今日は負けるわけがねえと。
なんじゃそりゃ。まあこれと勝敗は全く関係ないでしょう(笑)
大事な大事なゴールをあげる時の時間帯
試合は、いきなりしてやられた。まあ見事、見事のものの見事に。やはり甲府は根性チーム。よく走るし、当たりも強いし、切り替えも早い。そして城福さんのサッカーらしくパススピードも速い。ゴール前まで攻め込まれることは2,3回ほどしかなかったけれど、その瞬間はかなりの危険を感じました。
試合後のインタビューで城福さんが語っていたように、サンフとしてはゴールをあげた時間帯が本当に良かった。失点直後のゴールとか、あれがなかったら本当にどうなってたことやら。
両チーム1点ずつとったその後は一進一退。中盤の攻防が両チームとも激しくて、見てる方としても激熱。これは応援にも自然と熱が入る。
前半40分すぎの、ミズのゴールは、うぉー!すげー!しかないです。なんといっても、シュートのひとつ前のあのかわし。申し訳ないけれど、え?これがミズ?洋次郎が乗り移った?みたいな(笑)
とにかく1点目も2点目もゴールをあげる時間帯、タイミングがすごく良かった。
ああいう時間帯で失点してはいけないってのも反面教師です。
JリーグNo1の根性チームに走り勝った!
後半はサンフの一方的なペース。だけれど、決定的なチャンスを作りながらもなかなか点が入らなくてやべ~な~という雰囲気はバリバリあった。
「決めるべきところで決めないとあとで罰がくる」
って言葉が前監督が口をすっぱくするほど発言してて、、すっかり洗脳されちゃってるもので。
3点目がとれた後は、もうね。後半開始直後から、前半の甲府の粘り強さはいったいどこへ。。。という感じだったけど、退場でひとり少なくなってからは完全に動きが止まってサンフのやりたい放題。
JリーグNo1の根性チームに走り勝った!
試合中は、自分も真っ赤に日焼けしてしまうほど日差しも気温も暑かったけれど、サンフの選手達、本当にみんなよく頑張ってくれた。
ものすごく勇気と元気をもらったし感謝感激。何度も言うけど本当にみんなよく頑張った。
だからもっともっと応援してあげたい。
エース失格
サンフレッチェ広島のエースストライカー佐藤寿人。今回は結果が快勝だったから良かったもの。
チームメイトが必死こいてボールをつないで、ここだ!っていうところで素晴らしいアシストもしてくれて、それを決めなきゃいつ決めるの?という場面が何度もあったのに、何度も外した。
そんな寿人はエース失格。
というのは嘘です。ごめんなさい。
これは僕の持論というか受け入れでもあるけれど、シュートっていうのはチームの攻撃のひとつの成功。シュートってのはゴールを奪うための最後のチャレンジ。チャレンジする過程を作った人達、そしてチャレンジした人に対して、何してるんだ?ちゃんとやれ!はないでしょう。
むしろシュートを打つだけでも成功だから、それだけで賞賛されるべきこと。そしてそれがゴールネットの中に入ろうものなら、シュートチャンスを作ったみんな、そして最後にシュートを決めた人、みんなを大賞賛。
今回の試合では見事なハットトリックを決めた寿人。ハットトリックを決めた後、よっしゃー!!!っていう勢いで、自分のいるサポーター席に一直線に走ってきて、そして大きなガッツポーズをして、胸についている3本の矢のエンブレムをつかむ姿。
いつ見ても最高の瞬間。今回はまじでしびれました。
両ストッパーの攻撃
両ストッパーの攻撃といえば、ミシャ時代の左右のストッパー槙野と森脇の暴走からはじまってそれがまさかのドンハマリしてしまったというサンフの特徴。
ではあるけれど、昨年からはリスク管理をきっちりとやるようになって、今年は森脇もいなくなった。全くやらなくなったわけじゃないけれど、どこかビシッと効果的!な印象は陰り気味。
それがどうしたどうした。前節のシオのヘディングゴール。そして今回の試合のミズのミドルシュート。
ゴールの場面だけでもなくチャンスと見るやいなやズバッ!っと。すごい!の一言です。槙野、森脇時代以上に勢い、タイミングともに絶妙。
その裏ではカズと青ちゃんがしっかりとフォローしてるってのも当然わかってます。
シオの躍動感がたまらない
両ストッパーの攻撃にあわせて、ここ数試合、自分がワクワクしてるのは塩谷司のプレー。テクニックもあるし、フィジカルも強いし、1対1のディフェンスも見応えがある。それでいて、リベロに入って、千葉ちゃんほどじゃないけれど少しはゲームコントロールできる実績もある。
体つきや表情を見ても芯が通ってるし、青ちゃんのように成長に向けての真っ直ぐな力強さも感じる。そしてまだ21歳。
これは・・・
そんな選手がサンフレッチェ広島にいる。まじで嬉しい。嬉しい!嬉しすぎる。
まあ、選手も人間なので好不調の波もあるし、これから悩むことも間違いなくあるだろうってのは頭に入れてる。そんなのは誰だってあるんだ。
けれど、今のシオはすごい。
直樹の躍動感がたまらない
たまらない選手その2は、石原直樹。まあ頑張る頑張る。走って、競り合って、しかもどんな場面もあきらめないで粘る。そしてボールをキープする。強いプレッシャーを受けても絶対にあきらめないでボールをキープしようとする。
直樹が粘ってくれるから、途切れそうな攻撃がつながったり、カウンターをくらってしまいそうな場面が防げたりとかなりの貢献度。たぶん試合をじっくりと分析してみて数を数えてみたら、そんな場面が相当あると思います。
今回の試合は寿人のハットトリックで表面的には目立たないかもしれないけれど、試合を見ている人はわかってるはず。
自分の中では今回の試合のマンオブザマッチは石原直樹。
シオともども、こんな素晴らしい選手がサンフレッチェ広島にいることがまじで嬉しい。嬉しい!嬉しすぎる。
セナぶっちぎった!
2試合前の大宮戦で結果を出して、自分も嬉しかったけれど内容的にはまだまだ。そんなこんだで、セナぶっちぎれ!って言ったけれど、今回の試合は途中出場でほんとにぶっちぎった(笑)
ミカばりの突破を見せた時はおぉ!おぉ!と感激。ワクワクしまくり。やっぱりスピードはあるし、頑張れる選手。
もっともっとセナぶっちぎれ!
サイドプレーヤーの選手層
昨日は右サイドのスタメンがミカで左サイドがヒョンジン。
ヒョンジンは今年新加入で自分の中ではまだまだ最高!という印象ではないんだけど、プレーしてて周りともそれなりにしっくりとはきてると思います。
ポジショニングがいいのかな?
それにしてもサイドプレーヤーのスタメン候補選手の多さっぷり。ミカ、山岸はもちろんのこと、航平、ノリ、ソッコ、ヒョンジン、セナともう誰がスタメンになってもきっちり破綻することなく試合が進められるんだろうな~っていう気もしてます。
選手個々で、1対1で仕掛けられる人、スピードでぶっちぎる人、決定的なクロスがあげられる人、1対1の守備が強い人とキャラクターが盛りだくさんなのがまたいい。
対戦相手によって合わせたり、途中交代でチームのプレーを変化させたりとかもできるし。これはサンフレッチェのサッカーを考える上でもとてもおもしろいです。ほんとに選手層が厚くなってきた。
あとは、やっぱりゲームを作る真ん中の人の選手層がサポとしては気がかり。
サンフレッチェ広島の希望 野津田岳人 初ゴール
おめでとう。おめでとう。おめでとう。本人は当たり前のごとく嬉しいだろうけど、こういう瞬間は、サポーターにとってもものすごく嬉しいもの。
ガクは小さい頃から、周りの期待感が大きい選手。だけど期待しすぎるってのは自分は好きじゃない。
だって、周りから期待してる、期待してるって言われまくるのは本人にとっては、やらなきゃいけないっていう大きなプレッシャーにもなる。まったく期待されないのもまああれだけど。。。そこは見守っていく立場としては難しいところ。
ガクはサンフレッチェ広島にとって、本当に大切な大切な選手。サポーターはsupporter【支える人】だから。一歩一歩成長していってほしい。
過去最高傑作のサンフレ劇場
まあほんとに試合でめっちゃ疲れてるはずなのにいつもよくやるな~って思ってる、サンフレッチェ広島勝利後に選手達が自主的に歓喜を盛り上げてくれるサンフレ劇場。
今回のサンチェくんと夢の国の人のくだりは本気で大爆笑だった(笑)
千葉支配人の手腕、さすがです。
観客数10550人
やばい。やばい。やばい?というのが専スタ問題で自分としては何がいいのか正直わからなくなってきてる。
広島の松井市長や湯崎知事は、「スタジアム建設のためにもっと試合を観に行きましょう」って言ってる。本質としては「スタジアム建ててほしいのならもっと観客数がいないと、サンフレッチェが盛り上がってないと」ということとして自分は捉えています。
以前で言うと「新スタジアム?Eスタが満員になったらね。」とか発言したお役所関係の人もいる。
それを聞いたサンフサポはたぶんほとんどの人が「バカか?こいつ」と激怒する。専スタ建設要望のひとつとしてEスタのアクセス問題があるんだからそれは当然のこと。
だけど、松井市長や湯崎知事が言っていることもわかる。行政としては要望が大きいのが、実行に移るための大きな大義名分。専スタ建設要望の大きさ(サンフレッチェ広島の人気)=試合の観客数として捉えざるをえない。
サンフレッチェ広島を応援する人、注目してる人が広島にはこんなにもいる。それなのにスタジアムに試合を見に来る観客は少ない。ということをデータで証明できれば理想なのかな?
だけどだけど、スタジアムの観客数は直近でクラブの収入に影響するし、スポンサーにも影響する。なので観客数減は直近のクラブのことを考えるとマイナスでしかない。
だから、あああぁあああぁぁぁ!っていう気分です。。。
サポーター論
最後に。
なんか聞くところによると、数試合前くらいにサンフサポ同士で応援についてなにやらかんやらあったと。。。
一般人から見るとばからしいとも見えるけれど、サッカーのサポーターは本気の本気でチームの勝利のためにと思って必死こいて応援してる。チームのためならとアウェーの遠い地にもお金を払ってまでも応援に行く。程度の大小はあるけれど、自分もそういうサポーターのひとりとも認識してます。
それだけ本気度が強いので応援のやり方で、意見の相違があり口論になってしまうこともしょうがないといえばしょうがない。
応援のやり方なんて正解はないから自分でも試行錯誤。毎年毎年、それこそ毎試合毎試合考えは少しは変わるし、自分なりにモディファイもする。
チームの勝利のためにどういう応援をしたらいいか?という点で、これが理想だ!って自分が思ってるのは、イングランドのアーセナルサポーター。
2012年の開幕戦の前にロンドンのエミレーツスタジアムで観戦してきたアーセナルvsACミランでのスタジアムの人々の雰囲気はさすがフットボールが宗教の国という人達の姿でした。
その帰り途中でツイートした内容。今でも自分の応援のやり方としてはこれがベースです。浦和戦の前日だったので、浦和サポ対象の文が入ってます。
エミレーツスタジアムで学んだこと
①相手チームの応援は徹底的にかき消す。浦和の声だしサポが多いっていうても、どう考えてもホームなんだからサンフレッチェを応援する人の方が多いに決まってる。かき消しは拍手と単純なサンフレッチェコールだけで十分できる。
②サンフの選手がシュートした時、いいプレーをした時は大きな拍手をしてあげる。一回や二回のミスでも、ドンマイ次、次って拍手してあげる。サッカーにミスはつきもの。何回も同じミスをするようなら、それは罵声に変える(笑)
③スタジアムの中、試合前のホームタウンでは遠慮なんていらない。自由だ。人種、性別、年齢なんて関係ない。愛するチームの勝利のために、全力で声援と拍手でホームの雰囲気をみんなで作る。そしてそれに応えて躍動する選手たち。そうなれば最高。
④結果を気にするよりも、結果を出すためにどれだけやるかの方が大事。
⑤敵チームのいいプレーには拍手はしない(笑)敵チームがミスしたら、イエーイって大拍手をする。
【おまけ】絶対おるよなーって予想してたけど、やっぱりいた(広島に向かう浦和レッズの選手達)。羽田空港で浦和の選手団と遭遇。同じ飛行機か、プレッシャーかけ放題じゃ。tomorrow hiroshima 4 urawa 0 これがイングランド流の試合前の遊び。
自分が尊敬するアーセナルサポーターの姿でしかないけれど自分としては今もこの応援の仕方が最強。だから自分はこうやる。それだけです。
最高の素晴らしい仲間
サポーターグループの人がうんたらかんたらとかも聞いたけれど、自分としてはスタンドの最前線に立って応援をリードしてくれる人達に文句なんて何もないし、むしろそれどころかみんなの応援の声をまとめる役割をしてくれてありがとうと心から言いたいくらいの最高の素晴らしい人達でもあり仲間。
日本、そして広島という恥ずかしがりやが多い地でこういう人達がいなかったら今頃サンフレッチェ広島なんて存在してないでしょう。
応援、応援、応援といってもまあ、サポーターグループの人も、自分みたいにグループに属さないぼっちサポーターもある程度自由に応援すればいいんじゃないかな?声を出したい人は出すし、出すのがしんどい人は拍手とかでも、ただ紫色の服を着て座ってみてるだけでもそれも応援。
ただ自分は、サポーターに勝利を届けて喜んでもらうためにと必死こいて頑張る選手達がいる。そんな選手達に試合中にサポーターができる最高のことが、みんなで声を揃えて大きな声にして応援の気持ちを思いっきり伝えること。だと思ってるから自分ができる範囲でそうやる。
いろんな人がサンフレッチェサポーターの中にもいるわけだけど、なにをどうやっても絶対変わらないのは「みんながみんなサンフレッチェ広島の勝利のために応援する仲間」ってこと。それは違うってこは100%ないでしょ。
自分が望むのは、サンフレッチェ広島を愛するみんなが集まって、試合で一喜一憂しながら自由に応援して、スタジアムに来れば、そしてB6でサンフを愛する熱い仲間が集まって、感動したり、絶叫したり、笑ったり、泣いたり、わいわい騒いだり、そんな日常では簡単に味わうことができないことが、スタジアムに来れば体験できるようにしたいってこと。
まあ、これからも、みんなが一丸となってクラブのために!
なんたって、いろいろといがみあうよりも思いやりを持って、仲良くわいわいした方が楽しいでしょ。
今のサンフレッチェ広島のクラブ、選手、サポーター、サポーター同士の関係は他チームと比べても仕方ないっちゃあ仕方ないけど、他チームと比べるとすごく自慢できる最高のクラブ。
を自分で言うか。。。(笑)サンフレッチェ広島のみんな、みんなが最高とはいつも思ってます。たとえ最高じゃなくてもね(笑)
嘘でも言えば言うほど本当になるって言うでしょ。