前節で優勝を決めたサンフレッチェ広島。さて・・・最終節。
サンフにとっては実質消化試合と言ってもいい試合ではあるし、クラブワールドカップもすぐあるというところだけれど、他チームにとっては他会場の結果が、自チームの結果、そして今後に大きく影響してくるので、さすがに下手はできない。特に対戦相手の神戸はまさに残留の瀬戸際だったので。
なので、サンフはベストメンバーでいつも通りの一戦必勝のスタイル。
試合は、、、さすがに神戸は残留がかかってるだけに立ち上がりから必死。特にディフェンス面では隙がねえ。。。シュートすら打てない状態。ただ単にガムシャラに頑張るだけじゃなくて、チームとしてもバランスよく守られていたので、前半はほぼノーチャンス。
サンフの方もいつもよりはチャレンジングなパスやコンビネーションが出てたけれど、リスクも高い分、ミスもあり、うまくミスをつかれて危ない場面になりそうな展開もちらほら。
ただ、こういう事は今期のリーグ戦でも何度かあったこと。守備で頑張って失点さえしなければ、サンフの攻撃陣ならば、相手がほんの少し緩んできたところをついて、必ずゴールを奪ってくれる。
ということをそのまんま再現した試合でした。
神戸も死に物狂いで戦ってたし、ファウルを受けてぎゃー!って場面もあったけれど、そういう相手に対して、最後の最後まで集中をきらすことなく粘り強く戦えた。今期のサンフレッチェ広島のひとつの特徴を存分に発揮できてた。お見事!
これで今期のJリーグは全試合終了。だけど、まだ終了って気分では全然ないです。クラブワールドカップ、ほんとに楽しみ。
その前に、月曜日にJリーグアウォーズ!サンフレッチェ広島が最大の賛辞を受ける場所。サンフの選手達に対してはいつでも誇りを持っているけれど、今年は結果も最高の結果を出してくれて最高に誇りに思う。過去最大の祝福を贈りたい。そしてそれを見ながらニヤニヤするっと!
ゴール裏だけじゃなくメインスタンドもサンフサポでびっしり。たぶんホームズスタジアム神戸の1/3はサンフレッチェ広島サポーターでした。感動を通り越して、うわぁ!ってびびった。
神戸サポーターの絆コレオ。僕らも2度のJ2降格経験があるから気持ちはわかる。なのでなんとも言えん。勝負の世界だから。
歓喜するチームもあれば、絶望を味わうチームもある。Jリーグはなんとも残酷なプロスポーツ。だから面白いとも言える。