サンフレッチェ広島vsベガルタ仙台【2012 J1 第25節】


首位攻防戦!

試合開始1時間前。まるで、白熱の試合を予兆するかのような大嵐、な~んてことを中野さんがレビューで書くんだろうな~と思いながらも、雷はかんべんしてほしい。。。

この試合は、終盤直前の首位攻防戦ということで、たくさんの観客が集まっていて、試合開始前の大嵐の時の広島ビッグアーチのコンコースは、なんじゃこりゃ状態。こ

もうどうにでもなれと(笑)

ホーム3連敗

首位争いをしているチームなのに、えっ!?って思われるかもしれないけれど、天皇杯も含めると、ここ最近はホーム3連敗。試合終わった後のヒーローインタビューで、ホームでは2か月ぶりの勝利と聞いて、そんなに勝ってなかったのかと、少々びっくり。。。

な~んで首位争いしているのに、ここ最近はホームで勝ててなかったの?

って考えると、とりわけサンフがホームで特別悪いサッカーをしているわけではないし、むしろ、ホームでは絶対に勝ちたいという気持ちを持って試合をしているのは、選手のプレーを見てもわかる。上位のサンフレッチェ広島相手に、相手チームがここで広島を叩けば、波に乗れる!とこれでもかというぐらいの頑張りを見せて、その頑張りをサンフが上回れなかった。

上位争いをしているチームの宿命とでも言うべきか。。。

チームの戦術や、個々の能力が結果に対して大きいのはもちろんだけれど、それと同時に精神の部分が勝敗に色濃く影響される。特に日本の夏場はそう。

だから、先週の天皇杯でのサンフレッチェ広島のような、アマチュアチームがプロチームに公式戦で勝つことができる。日本のJリーグのレベルが低いとかそういうことではなく、どこの国でだって同じことが起こる。そういうことが起こるのがサッカーというスポーツ。

勘弁してよとも思うけれど、長期的に見ると、こういう試合ができることは成長にもつながるし、幸せなこと。

首位攻防戦

で、ホーム3連敗で迎えた、首位攻防戦の大一番!

試合自体は、今思い返しても両チームともえらい堅かったな~と。どっちかというと仙台の方が狙いがはっきりしていて、しっかりとしたポジショニングの守備と、攻めるときはきっちりとシュートで終わって、サンフにカウンターなんかさせねえよと。

サンフの方は、うまくいっていないんだか、リスクを避けているんだか、よくわからない状況。みんなオレがオレがって感じで、みんなで動いてスペース作って攻略していくっていう姿勢が欠けていたかなと思います。(まあ、リスクを避けてたということ)

守備はすごくよかった。激しく当たっていけてたし、集中力も相当なもの。ピッチ上であまりにも熱くなって「×■○※△○×!!!!」なんて言ってんだろうな~ってのが、主審の落ち着け!落ち着け!というそぶりからもわかったくらい。まさに一色即発という雰囲気。

そんな感じで、ゲーム自体は、おもしろさという点では、いまいちだったかもしれないけれど、緊迫感があっていろんなところのクォリティが高いまさに首位攻防戦という感じでした。

勝てたのは、戦術や能力以上に、気持ちの面が大きいんじゃないかな。

ホームアドバンテージ

洋次郎の勝ち越しゴールが決まった後の広島ビッグアーチのサンフレッチェ広島を勝利に導く雰囲気はしびれた。選手が必死の頑張りを見せたから、スタジアムの観客が一斉に後押ししたという形ではあるけれど、とにかくものすごいホームアドバンテージ感。

アウェーの試合もちょくちょく行ってるけれど、こんなにホーム感を出せる地域はそうそうないよ。

発足初年度からJリーグに参加しているサンフレッチェ広島が長年築いてきた文化でもあるし、それ以上に、おらがチームとして広島カープの存在があって、スポーツを応援する文化が生まれたときから根付いている広島だからこそ出せるホームアドバンテージ。

ホームでは難敵、強豪との対戦が続くけれど、選手が頑張って熱いプレーを出せば、絶対に後押しが生まるから、残り9試合で、ホームでは4試合。この4試合は何が何でも勝ちたい。

一戦必勝

終盤に向けてのクラブからのメッセージ”一戦必勝”

終盤に入ってくると、順位や勝ち点差もすごく気になってくるし、これ負けたらどうしようとか、気持ちに迷いが生まれてくる。だからこそ森保監督がいつも言っているように、大切なのは

  • チャレンジャーの気持ち
  • 目の前の試合に全力を尽くす

それを表現するのが”一戦必勝”

大切なのは、どんな時でも平常心で、自分達がやってきたことを信じて、いつも通りの自分達を出すこと。選手間だけじゃなくて、サポーターも含めて”団結”とともに共有していくべき方向性として何も異論はない。

まだまだ確信ってのは全然ないけれど、迷いはないよ。終盤の遠征計画もばっちり。サポーター心情として不安は少々あるけど(笑)

次の対戦相手は昨年の3強の一角で、不気味な追い上げを見せてきている名古屋グランパス。状況的にも対戦するのは非常に厳しい相手だけれど、とにかく”一戦必勝”





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