MES QUE UN CLUB FCバルセロナのカンプノウへ!


ホテルからカンプノウへ向かったのは、夜の7時ぐらい。当たりはすでに暗くなっていて、気温も昼間の20℃オーバーとは一転して、ロンドンの夜なみにかなり寒い。なにこの気温差!ってびっくりするぐらいでした。

試合開始は8時45分から。試合開始時間を知ったときは、遅っ!って思ったけれど、バルセロナではこれが普通らしい。バルセロナは夜の9時がゴールデンタイムなんだって。

カンプノウへは、いろいろ行き方はあるけれども、自分は手っ取り早く、サンツ駅から地下鉄L5でコイブラン駅へ行くことに。コイブラン駅までの乗車時間は10分くらいで、コイブラン駅からカンプノウへは、歩いて5~10分ほど。

見えた!カンプノウ。超巨大スタジアムでびっくりするから、って言われてたけれど、そんなに大きいかな~というのが第一印象。

スタジアムの周辺にはお決まりのごとく、バルサグッズを売る露店が出てました。そこはエミレーツスタジアムといっしょ。

左側がカンプノウで、右側にオフィスみたいな建物があってその間に橋が通ってる。キャプテン翼で、この橋の話があったのが思い出されます。オフィスみたいな建物の右側には、道路を挟んでもう1個別の、カンプノウとは違うスタジアムがありました。

チケットオフィスのバルサ vs バイヤー・レバークーゼンの表示。

カンプノウの外観は大きなデパートみたいな感じ。でかい?といえばでかいけれど、なんとなく日産スタジアムの方がはるかに大きいような気がします。

カンプノウの壁に大きい選手の写真。かっこいい!VPOINTに貼られてるサンフレッチェのナイキの選手ポスターに似てる。いや、こっちが本場。バルサの広告やグッズ販売はナイキパワーがかなり大きいそうです。グッズ販売はほとんどナイキが先導してるとかいう話しも聞きました。

カンプノウの、他のスタジアムと少し変わったところは、チケットゲートを2回通らないといけないというところ。1回目はスタジアム周辺に入るときで、2回目がスタジアムの中に入るとき。

写真はスタジアムの中に入ってからのチケットゲートの写真。荷物チェックも特になんもなし。そら、豚の頭も持ち込めるわ。

カンプノウのコンコース。カンプノウは決して最新のスタジアムではないけれど、中は割ときれい。写真では廃墟のようにも見えるけど(笑)実際はそんなことはないです。売店も数は少ないけれどちゃんとある。しょうもない売店がね。

自分はスタジアムグルメにはいつもあまり興味はないんだけれど、せっかく売店があるし、人も少ないので、ちょっと寄って食い物調達してみました。

自分 「コーラとハンバーガー!(てっとり早く読めたのがそれだった)」

おばちゃん 「コーラと、何?」

自分 「ハンバーガー!」

おばちゃん 「へっ?ハンバーガ~?」

自分 「Si!ハンバーガー!」

おばちゃん 「・・・・・・・何番?」

自分 「クアトロ!(スペイン語で4)」

という感じで注文できたけれど、まさかハンバーガーが通じないとは・・・・文字のつづりは完璧に『hamburger』。あとから調べたら、スペイン語ではアンブルゲと読むらしい。そりゃ通じんよな。いろんな国の人がくるカンプノウなんだから通じても良さそうな気もするけれど、番号が振ってあったので良かったです。

その後、ついにカンプノウのピッチへ。ちょっと見えてきた!

おおぉ!ピッチがはっきりと見えてきた!

おお~!カンプノウだ。写真でよく見たカンプノウ!バルサカラーでシートが塗られてるカンプノウ!でかいといえばでかそうな気もしなくはないけれど、やっぱりサッカー専用スタジアムで、ピッチとスタンドの距離が小さいから、普段いつも見ているスタジアムが広島ビッグアーチなので、カンプノウと言えども、どこか小さく感じました。

自分のシート位置は今回もすべておまかせ。エミレーツスタジアムではかなり上の方のシートだったけど、カンプノウではかなりピッチに近いシートをとってくれてました。

電光掲示板がかっこいい!

シートは全席背もたれつき個別シートでプラスチック製。もちろん全席指定席。これはもうヨーロッパのトップチームのスタジアムではスタンダード。こっちの方が見る側にとっても席の心配もない。スタジアムの見た目もシートに色がついていた方がかっこいい。試合でも、人が密着するので観客が盛り上がりやすいし、テレビや写真でみても盛り上がってるように見えます。

カンプノウのシートでおもしろいのはブロックごとに席番号が左から2,4,6,8,・・・・・・19,17,15,13・・・と偶数と奇数に分かれていること。なんだこりゃ?まったくもって謎です。

すげえな~と、カンプノウを眺めてるとウォーミングアップをするため、選手がピッチに入場。

ただの選手じゃない。世界最強のバルサの選手達。メッシ、イニエスタ、シャビ、セスク・・・・バルサの選手がカンプノウのピッチに立つのはいつもの光景だろうけど、その場に自分がいる・・・なんとも変な感じです。ビジャとプジョルはいませんでした。ビジャはクラブW杯で怪我したのは知ってるけど、プジョルも怪我かな?

試合前のウォーミングアップはどんなことするの?Jリーグのウォーミングアップとなんら変わりはなし。どっちかというとバルサのウォーミングアップはストレッチや走ったりが多かったです。

バルサの選手達の様子で印象的だったのは、選手達のまとまり。ウォーミングアップ終了後にはピッチ内で円陣を組んで、今日もやるぞ!みたいな気合入れのあと、みんなでハイタッチ。この時、スタンドから大拍手が起こっていました。

世界的に有名なスーパースターの集まりがみんなでまとまろうとハイタッチする。ここがほんとにすごいな~って思います。この団結心には、サンフレッチェ広島と似たような雰囲気を感じました。

この時点ではスタジアムはまだガラガラ。エミレーツスタジアムでもそうだった。やっぱりウォーミングアップは見ないのはヨーロッパスタンダードなんかな?

選手がウォーミングアップを終えた後、スタジアムには、古風なバルサの歌が流れ出す。「カープ!カープ!カープ!広島!広島カ~プ~」みたいな音楽。スタジアムのシートもようやく人で埋まりだしてきた。雰囲気は、「よっしゃ!やったるぞ!」みたいな雰囲気はまったくなし(笑)これからバルサの試合が始まるぞ!楽しみだな!っていう雰囲気。これもエミレーツスタジアムといっしょのことだけれど、試合前のわくわく感を増すような演出は大好き。

バルサの歌に合わせて、手拍子したり、歌ったり。この平和感が実に心地よかったです。歌詞はさっぱりだったけれど、歌の最後の、「バルサ!バルサ!バ~ルサ!」は口癖になってしまいそう。

その後は、選手が入場してきて、チャンピオンズリーグの試合でお決まりの、チャンピオンズリーグアンセム。スタンドはようやく7割ぐらいうまってきた。

いよいよ試合開始!

>>28.バルサvsレバークーゼン 【2012 UEFA CHAMPIONS LEAGUE 決勝トーナメント1回戦 2ndレグ】

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